読書感想文
// 【紹介】 ドラゴンに食われた仲間を助けるため一刻の猶予もない主人公たちは、食料現地調達(モンスターを調理して食う)でダンジョンに挑む、というお話。 【感想】 ダンジョン飯の先輩(センシ)が仲間になる→何度もピンチになりながらドラゴンを見つけ…
// 【紹介】 主人公の女の子「よつば」を中心とした人々の日常を描いた漫画。 【感想】 メガネっ娘が登場した。この漫画はなんの脈絡もなく、新キャラが登場する。しかも説明はないままに。思えば13巻のばーちゃんも厳密にはメガネっ娘だが、それはさてお…
// 【紹介】 19世紀だか18世紀だかの、中央アジアの人々の生活を描いたマンガ。 【感想】 「このマンガがすごい!」に選ばれるのは、派手に人が死ぬか、無慈悲に人が死ぬか、やたらダークなマンガかだと、勝手にイメージしている。もちろん本当はそんな…
// 【紹介】 第2次世界大戦時、アフリカ戦線においてDAK(ドイツ・アフリカ軍団)を指揮したエルヴィン・ロンメル元帥による記録。 【感想】 実は、ロンメルによるアフリカ戦線についての本はすでにあるのだが、それは完全版ではなかった。一次訳者の意図で…
// 【紹介】 三省堂の国語辞典。 【感想】 辞書は引くものではなく、読むものだ。という話を度々聞くので、国語辞書を読み始めている。 あいがも【間鴨】カモとアヒルとの雑種。 合鴨というと、そういう種類のカモがいるのかと思っていたが、造られた生物だ…
// 【紹介】 No.1ゲーム総合誌(表紙より) 【感想】 ファミ通を買うのは久しぶり。もう何年も買っていなかった。 いろいろなゲーム情報を読むのはやっぱり楽しい。昔はよくゲームショップに行っていたけど、最近はネットで済ませてしまっているので、なかな…
// 【紹介】 塩野七生さんの歴史エッセイ「ギリシア人の物語」シリーズ最終巻。この巻では主にアレクサンドロス大王について書かれている。 【感想】 いまさらながら初めて知ったことがあるのだが、この本は「歴史エッセイ」というジャンルらしい。ローマ人…
// 【紹介】 1889年生まれの作家、夢野久作の小説。このドグラ・マグラは構想10年の果てに完成した。 【感想】 本屋に通う人ならば、この表紙を見たことがない人はいないはずだ。有名な本なのでどこの書店にも置いてあるし、この表紙のインパクトは一…
// 【紹介】 超有名な、SF小説の傑作。スタンリー・キューブリック監督の同名映画も有名。 【感想】 映画の方を先に観ていたのだが、ラストの方は正直意味がわからなかった。小説の方が、大分話の内容を掴みやすい。それでも、今尚先鋭的な内容は、読む側の…
// www.monogatari-series.com 【はじめに】 昨年もいろいろ本を読んだが、西尾維新の「物語シリーズ」が一番おもしろかった。 話の内容は数日にまたがっていたり、刊行順と時系列が一致していなかったりと、時間の経過がやや分かりづらくなっている。 カレ…
// 【紹介】 老人が真理を伝え、若者が反発する。良くあるパターンの構成のお話。 「人間が自分で生み出すものは、何ひとつない ー ひとつの意見でさえも、ひとつの考えでさえも、生み出すことはできないのだ」(背表紙より) 【感想】 読んだのがちょっと前…
// 【紹介】 科学者の奮闘の歴史をたどる(背表紙より) 近代科学について書かれた本。 【感想】 サイエンス異人伝、とタイトルにあったので幅広い時間軸をあつかうものだと思っていたら、近代の話だった。読み返してみると、イントロダクションにも近代を扱…
// 【紹介】 「車輪の下」で有名なヘルマン・ヘッセの本 【感想】 「東京グール」でこの本からの引用があったので気になって読んだ。 自分を特別だと思っているシンクレールという男が主人公。デミアンはその親友の名前。 シンクレールは「しるし」がどうと…
// 【紹介】 西尾維新の物語シリーズ。 【感想】 「お前ふざけんなよぶっ殺すぞトンチキ野郎」…「本当に風呂に入る奴があるか。それも人妻と。未亡人と」(斧乃木余接/本文より) 終始ゆるい雰囲気で話は進んでいく。人妻と一緒に風呂に入ったり入らなかっ…
// 【紹介】 西尾維新の物語シリーズ。 【感想】 長らく謎であった存在の、忍野扇と対決する回。私はアニメから入ったので、扇ちゃんの不気味さがより強く印象に残っている。あの瞳の黒々さと人離れしたモーションはトラウマものだ。 ラストは特に好き。お人…
// 【紹介】 西尾維新の物語シリーズ。 【感想】 学校の怪談レベルの、怪異未満の話の短編集。かと思いきや最後の最後で主人公が死ぬ。日常からのギャップが素晴らしかった。 暦物語 (講談社BOX) 作者: 西尾維新,VOFAN 出版社/メーカー: 講談社 発売日:…
// 【紹介】 最近なにかと話題のカタルーニャの歴史について書かれた本。 【感想】 カタルーニャが独立するとかしないとかニュースで耳にしたので、カタルーニャについて学ぶためにこの本を購入した。独立問題が浮上するまで、カタルーニャという名前すら聞…
// 【紹介】 西尾維新の物語シリーズ。 【感想】 この話も、後々への伏線が盛りだくさんの回。正弦がらみの’踊らされている感’が特に好き。 憑物語 作者: 西尾維新,VOFAN 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2012/09/27 メディア: 単行本 購入: 6人 クリック: …
// 【紹介】 「教団X」などを書いた中村文則さんの本。初版は2017年8月25日発行。 【感想】 いままで中村文則さんの本を読んだことはなかった。この本は書店に並べられていたのを気になって手に取り、少し読んで面白そうだと思い、買った。 この本を…
// 【紹介】 西尾維新の物語シリーズ。今回の語り手は、まさかの貝木泥舟。 【感想】 恋物語というタイトルには、およそ最も似つかわしく無い人物が語り手だった。中・高生が登場人物の中心となる本作では、貝木はやはり大人だと感じさせられる話だった。1…
// 【紹介】 西尾維新の物語シリーズ。 【感想】 ファイナルシーズンまで読み終えた今だからわかるが、後々への伏線が盛りだくさんの巻だった。ラストの肩車の場面は特に好き。 鬼物語 (講談社BOX) 作者: 西尾維新,VOFAN 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2…
// 【紹介】 西尾維新の物語シリーズ。本作の語り手は、千石撫子。 【感想】 語り手が変わると新鮮で面白い。しかも今回は怪異本人。おっとりしているようでぶっ飛んでいて、気弱なようで取り付く島がない。戦闘力は過去最強クラス。 最初は、こいつが語り手…
// 【紹介】 西尾維新の物語シリーズ。本作の語り手は、神原駿河。 【感想】 この巻だけAmazonでの評価が低かったので、レビューを覗いたら一人語りが長いとのことだった。読んでみると、確かに長かった。正直うんざりするほどに。 阿良々木暦がいない高校と…
// 【紹介】 西尾維新の物語シリーズ。今回はTS(タイムスリップ)モノ。 【感想】 この話は特に好き。スケールも大きいし(文字通り世界が滅びる)、この手の話に有り勝ちなタイムパラドクスの問題も腑に落ちる形になっている(タイムスリップを含んだ多世…
// 【紹介】 物語シリーズ、羽川翼がメインとなる話。 【感想】 ここまでよく我慢してくれた。 礼を言う。 さあ、本題だ。(本文より) 黒では、上記の通り本題に入るまでに半分以上のページを使っている。つくづく自由な小説だと思う。白の語り手は羽川翼で…
// 【紹介】 物語シリーズ、第3弾。 【感想】 今回は伝説のハミガキ回。アニメ版も大概だったが、字面も相当なものだった。ハミガキの印象が強すぎるのだが、偽物語には兄妹愛が書かれているので好き。 偽物語(上) (講談社BOX) 作者: 西尾維新,VOFAN 出版社…
// 【紹介】 西尾維新の物語シリーズ2番目の話。主人公、阿良々木暦の高校2年生と3年生の間の春休みの話なので、時系列的には化物語よりも前の話になる。 【感想】 本作はグロ回。まだシリーズ全作を読んだわけではないのでなんとも言えないが、明確に人…
// 【紹介】 現代の田舎町を舞台とした怪異譚。原作の既刊数は20を超え、10年以上続くシリーズとなっている。アニメの方は劇場版もある。 【感想】 私は、「アニメを見てから原作を読んだ」派。アマゾンプライムビデオにあったから何気なく観て、ハマっ…
// 【紹介】 ミヒャエル・エンデによる児童文学の名作。 【感想】 この作品を知ったのは、ゼノサーガが理由。モモの元ネタが確かこの本だったはず。それくらい、後世の作品にも影響を与えている名作。 いつの時代か、どこの場所かも確かではない街を舞台に、…
// 【紹介】 白いマスクと湖面から突き出た足のスケキヨが有名な、横溝正史のミステリー小説。主人公は金田一耕助。 【感想】 ※スケキヨイメージその1 ※スケキヨイメージその2 タイトルと、スケキヨのイメージだけは知っていた小説。有名なので、いつか読…