今や、ありとあらゆるビジネスマン&ウーマンには「考えること」が求められている時代になりました。(序章)
考えることが必要と言われても、何をどう考えれば良いのか、なかなかわからないものです。この本には、「考える」際に役に立つフレームワーク=考具が書かれています。
【紹介】
日本の大手広告代理店である博報堂に勤務する著者による本です。広告代理店といえば、まさに「考えること」が仕事の企業です。
【感想】
「考えること」のプロが、考えるための道具=「考具」を21個も紹介してくれます。「カラーバス」「七色いんこ」「マンダラート」などなど、今日から使えるテクニックが盛りだくさんです。特にアイデアを出すことに特化した内容が書かれています。
学校では、問題の解き方は教えてくれますが、考え方は教えてくれません。会社でも、アイデアを出せとは言われますが、何をどう考えるのかは曖昧です。アイデアを出すにはどう考えれば良いのか、自分の中で決まった考え方=フレームワークがあれば、だいぶ楽になると思います。
ブログの拡張を目論む私にとって、非常に参考になる本でした。そのうち記事のネタ探しに頭を悩ませる日が来るかもしれません。感想文やレビューを書いているうちは良いのですが、面白い記事を企画するとなるとこの本で学んだことが火を噴く予感がします。
(おわり)
- 作者: 加藤昌治
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2003/04/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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