猫兎ライフ

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童貞をこじらせた結果【読書感想文】『デミアン』ヘッセ/新潮文庫

   

 

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【紹介】

「車輪の下」で有名なヘルマン・ヘッセの本

【感想】

「東京グール」でこの本からの引用があったので気になって読んだ。

自分を特別だと思っているシンクレールという男が主人公。デミアンはその親友の名前。

シンクレールは「しるし」がどうとか「アプラクサス」がどうとか小難い(痛い)事を考えているようだが、いまいち言っていることがよく分からない。友達(男)のデミアンとはいい雰囲気になっているし、デミアンの母親に好意を寄せているし、本が薄くなる気配しかない。

ちなみに明記されているわけではないが、主人公のシンクレールはどうやら童貞くさい。

 

デミアン (新潮文庫)

デミアン (新潮文庫)

 

 

(おわり)