【読書感想文】あえて、レールから外れる。逆転の仕事論／堀江貴文

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５月２０日に発売された、堀江貴文さんの新刊です。読み終えたのでその報告です。

今各方面で活躍している方々、武田双雲、佐渡島庸平、増田セバスチャン、田村淳、HIKAKIN、小田吉男、小橋賢児、岡田斗司夫（敬称略）ら８人による成功談と、それぞれに対する堀江さんのまとめ、といった構成の本です。成功談といっても、いずれの方も順風満帆ではなく、努力や苦労、思いがけない巡り合わせなどが語られています。

インターネットの普及、グローバル化といった環境の変化の中で、従来の仕事論とは違った成功法則が導き出されています。

個々の要素は、どこかの本で見たことがあるようなことかもしれませんが、同時代人の活躍を具体的に知ることができるところに、この本の価値があると思います。堀江さんが各章の終りでまとめているエッセンスの部分も大事ですが、成功者の体験談というのは、本当に貴重なものです。

今の働き方に疑問を感じている方、将来に不安を感じている方は、読んで損のない内容です。あと、社会に出る前の、若い人にも是非読んでほしいと思います。普通に学校を出て普通に就職する、といった働き方が合わない人は必ずいます。この本を読んで、見識を広げることは、進路選択の参考となるでしょう。

あと、個人的にですが、Kindle版があれば嬉しかったですね。家の本棚が溢れてきたので、読まない本から徐々に処分しつつ、紙の本の購入を控えていた矢先のこの本の発売でした。