猫兎ライフ

美味しい食べ物にうまい酒、面白い本に楽しいゲーム、それさえあれば幸せです。

この夏、観たい・読みたい物語

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「ひと夏の恋」「夏の思い出」

夏は、新たな物語が始まる予感のする季節です。私が今まで接した、オススメの「夏の物語」を紹介します。

AIR(アニメ、2005年、京都アニメーション

ひと夏の物語といえば、やはりこれでしょう。元は、恋愛趣味レーションゲームのようですが、アニメの方が有名だと思います。流れ者の主人公の青年が、少女たちと出会い、不思議な物語を紡いでいきます。悲しいような切ないような話です。泣けます。

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8月の博物館(小説、2006年、瀬名秀明

夏の小説というと、真っ先に思い浮かぶのがこの小説です。少年が博物館で体験する、ひと夏の不思議な物語が語られています。不思議な少女と出会う、ボーイ・ミーツ・ガールな物語でもあります。入れ子構造のような不思議な構成で、没入感が半端ではありません。安部公房の『箱男 (新潮文庫)』とは、また違った趣のメタなお話です。

八月の博物館

八月の博物館

 

スタンド・バイミー(小説、1982年、スティーブン・キング

4人の少年が、死体を探す冒険に出る物語です。それぞれの登場人物の人間関係や、当時のアメリカの様子がリアルに描写されています。過去記事も参考にしてください。

サマーウォーズ(映画、2009年、細田守

 もう、公開されてから6年になるんですね。早いものです。この物語の、ヒロインの女の子がかわいいんですよね(ペロペロ)。私のように『マトリックス』とか、『攻殻機動隊』とか、『アヴァロン Avalon』とかの、仮想現実ものが好きなひとは楽しめると思います。あと、この映画を観たあと、花札を始めたのは私だけではないはずです。小説もありますが、劇中の仮想現実空間「OZ」のグラフィックはとても綺麗なので、ぜひ映像で見ることをオススメします。

(おわり)