【紹介】
今から5年ほど前、自分の持ち物の99%を処分しました。
世界中を飛び回り活躍する高城さんの「モノの本」です。冒頭の文にもありますが、99%を処分した残りの、厳選された1%が紹介されています。
【感想】
私はミニマリストでは無いのですが、最近ミニマルな生活を追い求めている人が多いようなので、少しでも参考になればと思い紹介します。
この本は、単にアイテムが列挙されているのではなく、旅行期間の長さで分類されているのが特長です。
旅に出るとなると、必然的に荷物の量は制限されるので、「もし旅に出るなら?」という着眼は、モノを減らすためには重要だと思います。モンゴルの遊牧民は、所有物が少ないことで有名です。「日本人1人の所有物は約1万個。モンゴル人は約300個」とかなんとか。
この本を読んでいて感じたのは、1つ1つのモノに思い入れがあるということです。「ここが優れている」とか「こんな機能がある」とか、なんとなくで所有しているモノが無いのです。
自分の部屋を見てみると、「貰い物」や「安かったから買ったモノ」が目に付きます。大したポリシーもなくモノを買うから、部屋が散らかってしまうんですね。最近になって私もやっと、無駄買いをすることは少なくなりましたが、いまだに過去の遺産が部屋のそこかしこに眠っています。
「このバッグに入るだけ」とか「身につけられるだけ」とか、所有できるモノには限りがあるという意識を持つと、ミニマルな生活に1歩近づける気がします。
(おわり)
LIFE PACKING(ライフパッキング)【未来を生きるためのモノと知恵】
- 作者: 高城剛
- 出版社/メーカー: 晋遊舎
- 発売日: 2012/11/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 8人 クリック: 159回
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