銀行支店長が教える、お金に好かれる「親子」と「夫婦」の法則(表紙より)
【紹介】
前作『お金が貯まるのは、どっち!?』に続く第2弾です。著者は、元銀行支店長にして、現在は不動産投資家の菅井敏之さんです。
【もくじ】
プロローグ
Part1 お金を増やす「親」はどっち?
Part2 お金を増やす「子ども」はどっち?
Part3 お金を増やす「夫婦」はどっち?
【感想】
前作に引き続き、銀行目線でお金の話が語られています。
お金というのは、大事だとわかっていてもなかなか勉強する機会がないので、どう扱ったらよいものか悩んでしまいます。本当に大事なことは学校では教えてくれないのです。このシリーズの本は、堅実にお金について書かれているので大変勉強になります。
第2弾の本書は、「家族の」と銘打たれています。家計というのは、一人では完結するものではないので、夫婦・親子という視点は重要だと感じました。親しい間柄でも、お金の話というのはしにくいものです。家計は奥さんに任せっきりという方も多いのではないでしょうか?親の資産状況を把握していない人がほとんどではないでしょうか?
高齢化がすすみ、夫婦共働きが常態になりつつある今、家族としてお金について考える必要が有ります。気付いたときには人生詰んでいた、なんてことになりかねません。この本は、家族としてのお金の付き合い方を考える一助になります。
(おわり)