猫兎ライフ

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ダイナンギンポの釣り方、調理方法【みなとみらい・釣果報告】

   

 

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なとみらいの象の鼻パークで、ダイナンギンポが釣れました。

【釣り方】

12号の釣り針(がまかつ(Gamakatsu) 糸付 丸セイゴ(白) 60cm 12-3)に、人工イソメ(マルキュー(MARUKYU) パワーイソメ(中) 青イソメ)をつけて、堤防のすぐ下に垂らせば釣れます。この時はパワーイソメの軸をエサにしていました。

【調理方法】

「ダイナンギンポ」はタウエガジ科に属し、江戸前の高級天ぷらネタであるニシキギンポ科の「ギンポ」とは似て非なる魚です。

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携行していた『釣魚1400種図鑑 海水魚・淡水魚完全見分けガイド (釣り人のための遊遊さかなシリーズ)』のおかげで、釣ったその場で魚種を判別することができました。何本も走る側線が特徴の魚です。

異なる科に属するとはいえ、味はギンポに似ているということなので天ぷらにしていただくことにしました。

 

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ヌメリがある魚なので、まずは塩で洗います。

 

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ヌメリは取りきれませんでしたが捌きます。まずは頭を落とします。ハリを飲まれていたので、頭側を長めに切りました。エサのパワーイソメが確認できます。

 

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頭を落とし、腹を裂いて内臓を取り除いたのがこちらです。

 

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オーソドックスに3枚おろしにしました。非常に皮が滑りやすく、捌きにくかったです。目打ち(目に釘を打って板に固定する)で捌く方法もあるらしいです。アンコウの吊るし切りといい、ヌメリが強い魚には独特の調理方法があるようです。

 

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天ぷら粉は、小麦粉・ベーキングパウダー・塩・水を混ぜて作ります。

 

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天ぷら粉に身を浸したら、油で揚げます。皮はついたままで揚げました。身が少ないので油は少なめです。

 

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衣が明るいきつね色になったら完成です。

【感想】

素材の味を活かすため、味付けは塩で頂きました。サクサクの衣とプリプリの身がベストマッチでした。とてもジューシーな白身で、ウナギやアナゴに近い系統の味だと思います。釣り上げた時は「気持ち悪い魚を釣ってしまった」と思っていましたが、美味しい魚なので良かったです。

次回以降も美味しい魚を狙います。

(おわり)