猫兎ライフ

美味しい食べ物にうまい酒、面白い本に楽しいゲーム、それさえあれば幸せです。

アームロックの本【読書感想文】『文庫版 孤独のグルメ』久住昌之/扶桑社文庫

   

 

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【紹介】

ドラマにもなっている食べ歩きの本です。フィクションです。

主人公・井之頭五郎は、食べる。

それも、よくある街角の定食屋やラーメン屋で、ひたすら食べる。時間や社会にとらわれず、幸福に空腹を満たすとき、彼はつかのま自分勝手になり、「自由」になる。(背表紙より)

 

【感想】

本当に、ひたすら食べるだけの話でした。

個人で雑貨かなにかの販売をしているらしい主人公は、営業で外回りをしつつ、食べます。淡々と食事をするシーンが続き、主人公の率直な心の声が良い味を出しています。

シュールで、読んでいて思わず笑ってしまう場面もあります。ネットでは面白いコラも出回っています。かの有名なアームロックもあります。

(おわり)