この記事では、白霊としての協力、闇霊の侵入の複数戦で役立つ戦いかた・戦法を紹介します。自分が相手にやられて嫌だったことを書いていくので、間違いないはずです。
【マルチも楽しいダークソウル!】
DARK SOULS III 特典無し [PlayStation4]
- 出版社/メーカー: フロム・ソフトウェア
- 発売日: 2016/03/24
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログ (2件) を見る
和製アクションRPGの最高峰であるダークソウル3も、発売されてから時間が経ち、攻略はひと段落して侵入や協力など、それぞれの楽しみ方をしているプレイヤーがほとんどだと思います。武器や防具は、たくさんあるので、着せ替えだけでも楽しむことができます。最近私は、ホレイスの頭(処刑人の兜←こんなの)にはまっています。重厚な鉄に穿たれた2つの穴の、無表情な絶対殺す感がたまりません。
そしてなによりプレイヤーを魅了してやまないのが、オンラインプレイだと思います。白霊として協力するのも、闇霊として侵入するのも、どちらも中毒性があるほど面白いです。
最近では、 1対1に飽きてきたので、ファランの森(生贄の道?)やサリヴァーン裏で侵入するようになりました。ここは、誓約霊が召喚されることもあり、闇霊出待ち狩り・侵入ともに人気のスポットです。プレイヤー人口が多い為、必然的に多数対多数のマルチプレイになります。複数戦では、対人スキルも重要ですが、状況判断力も重要になってきます。ドリブルやリフティングが上手い人が、イコールすぐれたサッカー選手ではないのと同じことです。
(対人を解説した過去記事はこちら→【ダークソウル3対人解説】300人斬りが侵入・対人の戦法、コツ、強武器・防具などを解説します - 猫兎ライフ)
【ホスト・白霊(太陽霊)の戦いかた】
ホスト側最大の利点は、FF(同士撃ち)が無いことです。闇霊側からすると、これが一番羨ましいことなので、FF無しを最大限に利用しない手はありません。
また、基本的に闇霊がホスト側の人数を上回ることはないので、数の利を活かした戦いができます。
このゲームは、圧倒的にホスト側有利になっているので、ホスト・白霊(太陽霊)でプレイするときは、負けないようにしましょう。こんな有利な状態で負けるなんて、非常に恥ずかしいことです。MOBなんて、慎重に処理すれば済むことなので言い訳にはなりません。とはいえ、ホスト側は脳死ブッパ・脳死ブンブンしてれば勝てるので、楽なものです。
〈高火力戦技・魔術・奇跡・呪術ブッパ〉
闇霊からすると、後ろの方から結晶槍だの太陽槍だの苗床だのがポイポイと飛んでくるのが非常に嫌です。純魔の「強いソウルの矢」や「強い深みのソウル」も無視できない威力になるので、連射されると立ち回りが非常に制限されます。
闇霊側は、FFを警戒してなかなか景気良くブッパはできないので、ホスト側はガンガンぶっ放すべきです。
〈特大剣・大槌ブンブン〉
闇霊は、一発逆転のためパリィからの致命の一撃を狙うので、パリィできない武器を嫌います。その中でも特に、R1が横薙ぎのモーションの武器を嫌います。乱戦中にFFなしの横薙ぎモーションでブンブンされるだけで、闇霊は蒸発します。また、横薙ぎだとバクスタが狙いにくいのもポイントです。闇霊の頼みの綱であるパリィ・バクスタを封じることができます。
また、大槌R1は、殴った時の硬直が長いので、味方は追撃のチャンスです。
〈ケツ掘り職人〉
複数人を相手にする際は、相手を視界に捉えておきたいところですが、バクスタ狙いで挟み撃ちにされると、非常に動き辛くなります。背後を取られていると、うかつに特大武器を振ったり、パリィしたり、魔術・奇跡・呪術が使用できなくなります。
〈ボウガン〉
地味だが鬱陶しいのがボウガンです。ダッシュや攻撃モーションをキャンセルさせられてしまいます。微妙にダメージも無視できません。盾があれば防ぐこともできますが、アヴェリンで破裂ボルト3連射をくらうと、一瞬処理落ち状態になって、盾を構えていても動きが止まって、画面が訳分からなくなります。不利な状況の中、針の穴を通すように相手の隙を伺う闇霊にとって、ボウガンで足止めを食らうことは致命的です。
乱戦中でも、ホスト側は手空きのプレイヤーがいると思うので、対人に自信が無いときは、ガンナーになるのも良いと思います。闇霊からすると、下手な近接よりガンナーのほうが厄介です。
〈パーティー編成〉
「大盾ガン押しの前衛」「フルブ結晶槍ブッパの後衛」「前衛のサポートと後衛のフォローをする中衛」「回復メイン時々太陽槍のヒーラー」のように、しっかりとしたパーティー編成をされると、闇霊はなすすべなく蒸発します。
フレンドを召喚して闇霊出待ち狩りをしているホストを時々見かけますが、やっている方はもう完全に別ゲー感覚だと思います。意思疎通ができず装備もバラバラの闇霊が敵うはずがありません。
野良での協力でも、自分や味方の役割を意識すると、善戦できます。前・後衛を意識するだけで、だいぶ違います。
〈囲んで棒で叩く〉
ローリング連発でちょこまか逃げ回る闇霊には、囲んで棒で叩く戦法が有効です。大抵の場合、プレイヤーがいない方向に逃げるようにローリングするので、上手いこと壁際や角に追い込みましょう。数の利を活かして闇霊の身動きを封じたら、あとは囲んで棒で叩くだけです。
崖に追い込んで落下死を誘う方法もありますが、味方が落ちる危険もありますので、やはり囲んで棒で叩くのが確実です。
〈私、召喚師になります〉
闇霊の一番嫌いなもの。それは、無限召喚士です。せっかく取り巻きの白霊を全滅させて、ホストを追い込んでも、ローリング連発でちょこまか逃げ回られて、召喚を連発されて、あっというまに形勢逆転されてしまいます。
逃亡からの召喚士へのジョブチェンは、みっともないことこの上無いですが、なんのペナルティもありません。システム上許容されていることなら、なんでもありです。勝てば官軍です。白霊を召喚しまくって、闇霊を根絶やしにして、永遠のナギ節を迎えましょう。
【闇霊の戦法】
数的に不利で、FFもある闇霊側は、ホストや白霊のように戦うことはできません。前衛に守られながら悠長に結晶槍をブッパすることもできなければ、同僚の隣で横薙ぎ特大剣ブンブンもできず、ボウガンやケツ掘りに専念できるほど人手に余裕もありません。
また、闇霊同士の関係も微妙で、必ずしも仲間という訳ではありません。しかし、勝利のためには闇霊同士の協力も不可欠です。
〈幻肢の指輪〉
4人組に単騎特攻を仕掛けるのは、賢い選択とはいえません。数的に不利な状況で戦うには、奇襲が効果的です。落下攻撃や、MOBとの乱戦中を狙う場合、こちらの姿が見えていては奇襲になりません。奇襲をするなら「幻肢の指輪」です。
ホスト側からすると、いつどこで襲われるかわからない状況は、非常にストレスになります。闇霊を意識しすぎて、MOBとの戦闘でもミスが生じます。待ち伏せポイントで的確に奇襲をされると、エストも精神的にもかなり消耗します。
また、取り逃がすと厄介になるからと、幻肢装備の闇霊は、ついつい深追いしてしまいます。闇霊側は、深追いして孤立したプレイヤーから葬っていきましょう。「仲間とはぐれて1人になったら死ぬ」は、ホラー映画の鉄則です。
この指輪を付けていないと、運悪く闇霊出待ち狩りに侵入してしまった場合、速攻で無慈悲に湧き潰しされてしまいます。最初だけでも装備する価値はあると思います。
〈最後の追い込みは◯◯で!〉
白霊を排除して、ソロになったホストを追い詰めるのは、闇霊にとって至福の瞬間です。しかし、逃げると見せかけた振り向きパリィや、振り向きブンブンの餌食になった闇霊も数多く見てきました。ローリングとエスト回復の性能も高いので、なかなか仕留めきれないこともあります。
そんな時に役立つのが、「大盾」です。大盾両手持ちのダッシュ攻撃が非常に優秀で、走りながら盾を押し付けるモーションになっています。追撃性能・ロリ狩り性能が高く、パリィ不可でガード判定もあるので、最後の追い込みに最適です。ピッタリ張り付いて、ゴリ押ししましょう。
〈パリィ・バクスタ〉
闇霊にとって、やっぱり頼りになるのはパリィ、バクスタです。相手に邪魔をされることなく、大ダメージを与えることができます。一発逆転も狙えます。それだけに、どこかのサイトで見ましたが、「普通」の「感覚」でパリィできるようにならないといけません。(いわゆる「パリ感」。)
パリィのタイミングは実戦の中で死んで覚えるとして、武器ごとのパリィできる攻撃、できない攻撃や、パリィのしやすさ、戦技のパリィの可否も頭に入れておきましょう。パリィの可否についてまとめられた表がどこかにあったはずです。
バクスタも同じで、バクスタを狙いやすいタイミングを覚えておきましょう。(ダッシュR2や、唱詠中、一部戦技など。)
〈特大武器〉
高威力・スパアマ付きの特大武器は、様々な場面で活きます。
このダークソウル3では、基本的にどの武器でも2チェインしたら抜けることができます。直剣の2チェインと大斧の2チェインでは与えるダメージに大きな差があります。前衛頼りで生命力が低い魔術師などは、R1の確定2チェインで蒸発することもありますし、乱戦中にHPの減った相手を見つけたらスパアマ・高威力が猛威を振るいます。
また、パリィが苦手な人でも、右手「特大武器」左手「セスタス」を装備すると、相手がパリィを警戒して、隙の多いパリィ不可攻撃(ダッシュR2、一部戦技)を仕掛けてきたり、パリィ読みのバクスタを狙ってくるので、ただのR1ブンブンが面白いほどよく当たります。
素早く敵を処理する必要性の高い闇霊側としては、単発火力の高い武器も仕込んでおきたいところです。
〈アドホック・パーティー〉
侵入先で同僚(闇霊・誓約霊)に出会ったら、できる限り協力しましょう。勝率がぐっと上がります。
闇霊同士の協力でも、役割に応じた立ち回りを意識しましょう。純魔の同僚がいたら大盾を構えて積極的に前に出たり、派手にガン攻めする同僚がいたら裏取りをしたり、といった感じです。即席で協力して勝利を手にした時の喜びは、白霊・太陽霊では味わえない達成感があります。
また、刃向かってくる同僚や、FFを気にせずブッパ・ブンブンする同僚は、枠がもったいないので、即蒸発させましょう。マイナスよりゼロのほうがまだ良い、という考え方もマルチプレイでは必要です。
〈ここは俺が食い止める!〉
(画像:http://kitan.jp/products/kuitomerunya02より)
複数対複数の戦いでは、アサインメント(誰が誰の相手をするか)も重要です。自分の相手がいないということは同僚に敵が群がっている証拠ですし、逆に自分にヘイトが集まっているときは同僚がフリーでチャンスとなっていることもあります。
同僚が上手い人だったら、ホストは同僚に任せて、白霊・太陽霊を自分が引き受けると良いでしょう。同僚が複数人を引きつけて、自分は1対1という状況になったなら、頑張って相手を倒しましょう。
ゲームバランス的に、1人を倒すよりも2人を相手に生き延びる方が簡単なので、状況によっては「ここは俺が食い止める!」的なプレーが勝利につながります。
【最後に】
最後に伝えたいのは、「ホスト側も闇霊側も積極的に煽りましょう!」ということです。
死んだ時に煽られることほど悔しいことはありません。そしてまた、倒した相手を煽ることほど気持ちがスカッとすることもありません。煽られた悔しさ、煽った達成感が次へのプレイにつながります。
礼儀正しいプレイヤーよりも、煽ってくるプレイヤーの方が、倒した時の達成感というか、ブッ◯し甲斐があるというものです。
つまりなんというか、煽った方がお互いモチベーションが上がって、WIN-WINの関係だということです。礼儀正しく過疎っていくよりは、みんな顔真っ赤でガンガンプレイする方が楽しいと私は思います。
(おわり)
〈↓対人の解説記事はこちら〉