ベストセラー作家がAIについて書いた本だというので興味を持った。
著者は「世界の中心で、愛をさけぶ」(通称セカチュー)の著者片山恭一。
感想を率直に申し上げると、何が言いたいのかよく分からない本だった。
AIに対して批判的なのかと思いきや、後半ではどうもそうではないようだし。全般的に内容もAIに絞られていないし、GAFAメインのような気もするし。唐突に安倍政権批判をぶっ込んでくるし、しかも何回も。「」(カッコ書き)の表現が多くていまいち内容が頭に入ってこないし。旅してるし。
まあ、深く考えずにAI旅エッセイだと思えばいいのか。
そういえばセカチューは結局映画も見てないし、小説も読んでいなかったなと、今更ながら思った。
(おわり)