不思議に思っている第3のビールがある。
サッポロのMEGA LAGAR(メガラガー)だ。
CMで見かけたことはなく、アマゾンのレビューも最近まで1件も付いていなかった。
味はふつう。まずくはない。特筆すべきところは無い。
ひっそりと売り出され、ひっそりと飲まれてきたのだろう。
謎なのは、こんなに特徴のない第3のビールを売り出した理由だ。サッポロの第3のビールの主力は麦とホップだ。ひねった商品としてホワイトベルグがある。本物のビールの方では黒ラベルがあるし、ソラチシリーズやイノベイティブブリュワーシリーズもある。
メガラガーを市場に投入した意図が全く理解できない。どちらかといえば飲みごたえ系なので麦とホップと被るし、高アルコールやフレーバーの個性もない。無個性なので市場の反応を見るための試金石としても機能しそうにもない。
(おわり)