2011年のフランス映画。頸髄損傷で体が不自由な富豪と、その介護人となった貧困層の移民の若者との交流を、ときにコミカルに描いたドラマ(Wikipediaより)
失業給付を貰うため、不採用のサインを貰うためだけに面接会場を訪れた貧困層の若者。事故で首から下が不随になった大富豪は自暴自棄なのか、なぜか彼を介護人として採用する。
この映画の何が良いって、障がい者に対する遠慮みたいなものが全く無いところだ。熱湯を足にかけて痛みを感じないのか確認したり、大麻(マリファナ?)吸わせたり、下の話をしたり(ちなみに性感帯は耳)。仲良くなってからは性風俗的なところにも一緒に行ってたし。体が動かないのをいいことに髭をいじって遊んでヒトラー風にしてみたり。
ハリウッド版でリメイクとかいう話があったけれど、その必要は全く感じられない。配役、演技、雰囲気、編集、どれをとっても文句の付け所が無い。
とにかくコミカルで明るくて面白かった。
(おわり)