新型コロナウイルス(COVID-19)が流行っている。
感染は拡大し、多数の死者が発生。株価は暴落し、自粛や閉鎖で経済活動もままならない。人の移動もグローバルレベルで制限され始めた。
これは後世の教科書に載るレベルだと思う。
せっかく歴史的瞬間に立ち会っているので、気づいたことを書いておこう。
まずは、中国がすごいってこと。
中国の武漢が新型コロナウイルスの発生地らしい。いまやそこから世界中に広まっている。その当の中国だが、もう収束に向かっているらしい。新たな感染者は0とかニュースでやっていた気がする。
中国の発表だから信頼はできないが。
それでも本気でウイルス対策を始めてからの中国はすごかった。
【病院を突貫で建設】
大規模な病院を速攻で作ったのだ。ライブカメラの映像が一時期話題になっていた。多数の重機が入り乱れて作業に当たっていた。
病院を「作る」という発想がすごいし、実際にやり遂げたのもすごい。重機とか作業員とか、マンパワーを集めたのもすごい。
【テクノロジー】
3Dプリンターで、なんと病室を印刷できるらしい。病室だよ?「1台のプリンターが24時間稼働すると、10棟余り小屋が出来上がるという。」(記事より)
3Dプリンターの技術を大きな構造物に使う発想もすごいし、実用化して実戦に投入しているのもすごい。
【ロボット】
同じくテクノロジー関連だけど、多くのロボットも投入されたようだ。配送ロボに、医師の遠隔診察を可能にするロボ、病人に配膳をするロボもいたはず。技術のレベルは不明だが、なにより実戦投入されているのがすごい。
【先進国】
日本人「ところで話題の武漢ってどんなところやろ?
— クロノスの商人 (@ChronoMerchant) 2020年3月11日
どうせド田舎でオバハンがけたたましい声あげて包丁持って鶏追いかけ回してるとかそんな感じやろなあ、、、どれどれ、、、」 pic.twitter.com/6BFtq5KZQs
ウイルスの発生源の武漢について、どんなイメージを持っていただろうか?
私は、酷い衛生状況の田舎だと思っていた。…それがどうやら違うらしい。ツイッターの写真の真偽は不明だが、見る限り先進国の街並みだ。日本の地方都市を凌駕している。
中国のイメージというとブルースリーとかジャッキーチェンの映画しかなかった。どうやら考えを改めなければならないようだ。
まだ日本は中国にODAやってるのか?さすがに止めてるよね?
【礼節】
新型コロナウイルスがまだ日本でそれほど流行していなかった頃、日本から支援物資が中国に送られていた。日本がピンチのいま、今度は中国から支援がきている。買い占め、転売をしている日本人よりもよほど礼儀正しいではないか。
観光地から中国人が消えたとか喜んでいる場合ではないぞ。危機にこそ人間の本性が出る。
【日本負けてる?】
こういうのは勝ち負けではない。勝ち負けではないが、かなりの面で日本は中国に負けていると実感した。日本で同じことをできるかと言われるとかなり厳しいんじゃないか。
ヨーロッパはもうボロボロだし、アメリカもどうなるか分からん。次は中国の時代になる?
(おわり)