↑ 悪霊を倒す方法を聞くために、他の悪霊を召喚しようとする主人公(右)。危ないからと制止する仲間(左)に対して答えたセリフ。「絵の具の上に絵の具をこぼしても分からないだろ」。もちろんこの後、「絶対に踏むな」と言われた魔法陣を踏んでしまい、召喚された悪霊が大暴れする。
【紹介】
映画「死霊のはらわた」から30年後に、再び動き出した悪霊との戦いを描いた海外ドラマです。Huluで見ることができます。
【感想】
たいがいなドラマです。仲間が放り投げたチェーンソーを、空中で右手の義手のアタッチメントに装着し、その勢いのままゾンビの首を切り落とすようなドラマです。主人公の装備は、右手チェーンソー(義手のアタッチメントで装着)、左手水平2連のダブルバレルショットガンです。
悪霊モノのお約束を詰め込み過ぎていて、もはや怖い要素は微塵もありません。コメディー・ホラーです。そんな良い意味でたいがいなドラマですが、良い点もいくつかあるので紹介します。
〈登場人物が少ない〉
登場人物が少ない、というかすぐ死ぬので、いちいち名前を覚える手間が省けます。主人公格の数人以外は、基本的に登場する回のうちに死亡します。親族だろうとおかまいなしです。
〈ストーリーが単純〉
毎回の内容は、悪霊と戦うか、内容のない会話をするか、女を口説くかしかありません。深い陰謀や、複雑な人間関係もありません。ジオングの整備兵のような人が監督を務めたのだと思います。
「ストーリーなんて飾りです、偉い人にはそれがわからんのですよ」
以上の2点により、このドラマは集中して見る必要がないので、作業をしながらの「ながら見」に適しています。
難解な海外ドラマに辟易している脳筋のあなたにオススメのドラマです。
(おわり)