猫兎ライフ

美味しい食べ物にうまい酒、面白い本に楽しいゲーム、それさえあれば幸せです。

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

珍しいMPモノ【映画レビュー】『アウトロー』『ジャック・リーチャー:Never Go Back』トム・ハンクス

// 【紹介】 トム・ハンクスが演じるジャック・リーチャーが主人公の映画。 【感想】 映画としては珍しいMP(憲兵、軍警察)モノ。普通の兵科は敵と交戦するのに対し、MPは時に味方を取り締まることもある。普段の訓練からして何をしているのかもわからず、…

見所は3つ【映画レビュー】『ブレードランナー』1982年/アメリカ

// 【紹介】 『ブレードランナー2049』として最近続編が公開された映画の元のお話。 【感想】 よくあるサイバーパンクものだと思って調べたら、この映画がサイバーパンク映画の元ネタ的存在なのだそうだ。妙にアジアンテイストでネオン煌めく廃退した街…

ダーティーな福山雅治【映画レビュー】『SCOOP!』

// 【紹介】 福山雅治、二階堂ふみ主演のパパラッチ映画。 【感想】 犯罪描写のオンパレード。冒頭から売春があり、暴行・傷害、強姦未遂、薬物濫用、殺人etc...etc...とても子供には見せられない内容の映画だった。 爽やかイケメンのイメージが強い福山雅治…

ボーナスステージ【読書感想文】『続・終物語』西尾維新/KADOKAWA

// 【紹介】 西尾維新の物語シリーズ。 【感想】 「お前ふざけんなよぶっ殺すぞトンチキ野郎」…「本当に風呂に入る奴があるか。それも人妻と。未亡人と」(斧乃木余接/本文より) 終始ゆるい雰囲気で話は進んでいく。人妻と一緒に風呂に入ったり入らなかっ…

暦らしいのか、らしくないのか【読書感想文】『終物語(上・中・下)』西尾維新/KADOKAWA

// 【紹介】 西尾維新の物語シリーズ。 【感想】 長らく謎であった存在の、忍野扇と対決する回。私はアニメから入ったので、扇ちゃんの不気味さがより強く印象に残っている。あの瞳の黒々さと人離れしたモーションはトラウマものだ。 ラストは特に好き。お人…

日常系かと思いきや【読書感想文】『暦物語』西尾維新/KADOKAWA

// 【紹介】 西尾維新の物語シリーズ。 【感想】 学校の怪談レベルの、怪異未満の話の短編集。かと思いきや最後の最後で主人公が死ぬ。日常からのギャップが素晴らしかった。 暦物語 (講談社BOX) 作者: 西尾維新,VOFAN 出版社/メーカー: 講談社 発売日:…

カタルーニャを語るーにゃ【読書感想文】『物語 カタルーニャの歴史』田澤耕/中公新書

// 【紹介】 最近なにかと話題のカタルーニャの歴史について書かれた本。 【感想】 カタルーニャが独立するとかしないとかニュースで耳にしたので、カタルーニャについて学ぶためにこの本を購入した。独立問題が浮上するまで、カタルーニャという名前すら聞…

ひと足先にヌーヴォーいただきました【ワインレビュー】『2017完熟 巨峰』アルプスワイン/日本

// 【紹介】 日本の信州(長野県)産の巨峰のワイン。 アルコール分:12% 内容量:720ml お値段:1000円弱 信州(長野県)は日照量が豊富で収穫時期における昼夜の温度差が大きいため高品質で美味しいぶどうが育ちます。信州産の完熟した巨峰ぶど…

踊らされている感【読書感想文】『憑物語』西尾維新/KADOKAWA

// 【紹介】 西尾維新の物語シリーズ。 【感想】 この話も、後々への伏線が盛りだくさんの回。正弦がらみの’踊らされている感’が特に好き。 憑物語 作者: 西尾維新,VOFAN 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2012/09/27 メディア: 単行本 購入: 6人 クリック: …

既視感のあるディストピア【読書感想文】『R帝国』中村文則/中央公論新社

// 【紹介】 「教団X」などを書いた中村文則さんの本。初版は2017年8月25日発行。 【感想】 いままで中村文則さんの本を読んだことはなかった。この本は書店に並べられていたのを気になって手に取り、少し読んで面白そうだと思い、買った。 この本を…