猫兎ライフ

美味しい食べ物にうまい酒、面白い本に楽しいゲーム、それさえあれば幸せです。

2020年用手帳『Daily Diary/ Planner』MOLESKINE

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2020年用手帳として、モレスキンのデイリーダイアリーを購入した。

高橋の手帳やほぼ日手帳を使ってきて、今はモレスキンに落ち着いている。去年に引き続きモレスキンは2年目。今使っているのはソフトカバーなので、そこが若干の変化か。ソフトカバーのなめらかな触感が好きなのだけれど、この黄色いカバーはハードしかなかったので仕方がない。

無駄がないシンプルな装丁と中身が気に入っている。ビジネス向け手帳のようにごちゃごちゃしていない。高級感もある。そしてこのサイズが、コンパクトで好き。

(おわり)

演技・演出は良し【映画レビュー】『マシニスト』

 

マシニスト (字幕版)

マシニスト (字幕版)

 

 

不眠症でガリガリの機械工(マシニスト)の男が主人公。死体を海に投棄するシーンから始まる。主人公の身の回りで不可解な出来事が起き、追い詰められていくという話の流れ。

主人公を演じるクリスチャン・ベールの演技は素晴らしい。役作りのために30kgだか減量したらしい。作中の姿は病的にガリガリ。車に轢かれてゾンビみたいに歩いてるシーンとか、空港のカフェで発狂するシーンとかもう最高。

演出も良い。全体的に色あせて暗い雰囲気で、物語に不気味さを投げかけている。カメラのアングル、間の取り方すべてがすばらしい。不安を掻き立てる。小さい子供と遊園地のアトラクションに入るシーンが特に好き。

ストーリーは最悪。ラストあっけなさすぎ。ありきたり。ファイト〇ラブ?せっかくいい雰囲気で終盤を迎えたのに、見ているこっちは不完全燃焼のまま映画は終わってしまう。

思えばタイトルも微妙。確かに主人公はマシニスト(機械工)だけど、ただそれだけじゃん。物語的に主人公が機械工であることが必然ではないし、キーになるわけでもなし。

ちなみにこの主人公どこかで見たことある顔だと思ったら、「リベリオン」の人だったのね。

(おわり)

圧倒的に楽【レビュー】『アタックZERO』花王

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花王の新しい衣類用洗剤「アタックZERO」を使い始めた。CMでもよくやってるアレだ。

ワンハンドプッシュ、ゼロ洗浄。

ゼロ洗浄の方はまあ良し。汚れがしっかり落ちて、部屋干しでも臭くならなければそれで充分。今のご時世どの洗剤もそんな変わらない気がする。

それよりもワンハンドプッシュ。これが圧倒的楽。①ふたを開けて→②計量して→③注いで→④ふたを閉める、という4動作をワンモーションで済ませられる。一度これを使ったらもう戻れないかもと思わせるほど楽。家事なんてものはさっとやってすぐに済ませてしまいたいもの。洗剤のふたの開け閉めなんて些細なことだが、この手間と時間の節約はうれしい。

1日1回ペースの俺でここまで感動するのだから、日に何回も選択する人にとっては相当ありがたいのではないかと思う。

 

 

(おわり)

労働者こそ労働基準法を知るべき【読書感想文】『これ一冊でぜんぶわかる!労働基準法2019~2020年版』ナツメ社

   

 

これ一冊でぜんぶわかる!  労働基準法 2019~2020年版

これ一冊でぜんぶわかる! 労働基準法 2019~2020年版

 

 学校では教えてくれない大切なこと。労働基準法もそのうちの一つだと思う。

労働基準法というと、会社の人事担当か上の方の人にしか関係なさそうな気がする。ところがどっこい、労働者こそ知っておくべき内容だった。

労働基準法自体が労働者を守る内容なので。休憩とか、休暇とか、割増賃金とか、労災とか傷病とか、知らなければブラックな職場ではうやむやにされているかもしれない。

行政には無料の相談窓口もある模様。退職代行とか流行っているけれど、労基法を勉強すれば余計な出費も抑えられるかもね。

(おわり)

 

   

コスパで選ぶ食洗器用洗剤【レビュー】

   

 

フィニッシュ 食洗機 洗剤 パウダー 詰替 900g (約200回分)

フィニッシュ 食洗機 洗剤 パウダー 詰替 900g (約200回分)

 

 食洗器の洗剤は、フィニッシュの粉タイプが現状ベスト。

コスパが良い。

コストに関しては、いろいろある食洗器用洗剤はどの会社も似たような値段設定なのでさほど気にならない。タブレットタイプは洗浄力は高いけれど、値段はそれ以上に高い。粉のほうが安くて良い。

パフォーマンスは文句なし。タブレットから粉への乗り換えをしたが、洗浄力に不満は無い。以前使っていた液体タイプは庫内が臭くなったり水垢が残っていたりした。フィニッシュではそのような問題は無い。

(おわり)

 

   

プロテインの進化【レビュー】『ハイクリアー ホエイプロテイン100 カフェオレ味』

   

 

最近のプロテインは美味しいのね。

普通に飲めるカフェオレの味。泡立つからカフェラテっぽかったけど。昔のプロテインみたいなだまっぽさとか独特の吐き気を催すような臭いはなかった。プロテインのお世話になっていた10年前からこれほどまでに進歩したのか。

さらに安いし。外国の怪しいメーカーのものは安かった記憶があるけれど、国産は高いイメージだった。

安くておいしいプロテインを飲めるようになったのは、技術の進歩と、流通の改善のおかげなのかなとしみじみ思う。

味たくさんあるし。すごい。

(おわり)

 

   

【アニメレビュー】『ピンポン』

   

 

ピンポン STANDARD BOX(通常版) [DVD]

ピンポン STANDARD BOX(通常版) [DVD]

 

 

高校卓球を題材にした同名漫画を原作としたアニメ。

画風が変だからといって敬遠しないでほしい。食わず嫌いはマジでもったいない。ストーリーは王道で胸熱。クオリティは驚くほど高い。語っても語りつくせぬ魅力がある。だがあえて語ろう。

【画風】

まず目につくのがその独特な画風だ。これは大きく好みがわかれる点だろう。実際、私自身も最初はこの画風が好きではなかった。しかし観ているとだんだんとこの画風の良さがわかってくる。

一見すると雑なような、適当なような感じに見えるが実はリアル志向なのだ。鼻や耳のしわまでも省略されずに描かれており、キャラクターごとに顔つきが骨格から異なっている。

骨格といえば体つきも意外とリアル。若干のアニメ的な表現こそあれど、過度なデフォルメはされておらず、モーションも人間の骨格を逸脱していない。

背景や小物も良く描かれている。決して今流行りの小綺麗な絵ではない。だが、よく対象を観察して描かれている感じがする。

 【ストーリー】

ストーリーがまた最高。友情、挫折と苦悩、努力と成長、過去の呪縛と解放、原点回帰、そしてハッピーエンド。卓球という一見地味(?)な題材と独特な画風に惑わされがちだが、内容は極めて王道。胸熱の展開。

母国の中国で挫折した孔、自らを追い詰めるドラゴン、ヒーローを待ち続けるスマイル、挫折したペコ。それぞれにドラマがある。

最終的にヒーローは見参する。そして苦境を乗り越え勝利する。

単行本5冊で完結する内容なので、分量も丁度良い。長期連載のように下手に延命されていたり、蛇足的なストーリーも無い。全てが結末に向けて収斂されていく感じ。

【キャラ】

キャラクターは皆個性的で魅力的。

おかっぱの星野(ペコ)、眼鏡の月本(スマイル)、ツリ目の佐久間(アクマ)、ガチムチスキンヘッドの風間(ドラゴン)、気取った雰囲気の孔(チャイナ)、等々。一目で分かる外見と、覚えやすいニックネーム。

主要キャラが少ないのも良い。スポーツものでありがちな、「◯◯高校の××といわれて誰だかよくわからない」という現象が無い。

声優さんもいい仕事してる。どのキャラも声と演じ方がイメージとマッチしている。 タムラのばあさんとか「オッス!オラ悟k…」だしね。

【音楽】

音楽も最高。OPとEDは普通に良い。注目すべきは効果音とBGM。

卓球してる時の音がリアルで良い。球を打つ音、台で跳ねる音、シューズと床が擦れる音。どれも軽快でリズムがあり小気味が良い。

 そしてBGM。このBGMが物語を最高に盛り上げてくれる。口じゃ説明出来ないんだけど、超良い(語彙)。久々にサントラ欲しいと思った。

【現代風アレンジ】

原作が始まってからアニメ化されるまで実に20年近く経っている。この時代の変化に合わせたアレンジが加えられていた。

まずは顧問の小泉の年齢。過去に引退した選手であり、月本との試合ではバテてぶっ倒れるなど高齢であることが強調されるキャラだ。原作では62歳のところアニメ版では72歳になっている。

技術の進歩も反映されている。インハイ予選準決勝で風間が敗れた後、原作にはその結果を公衆電話で報告している場面がある。これがアニメ版ではノートPCのボイスチャットになっている。会場の動揺や余韻は、ラインやツイッター風のやり取りで見事に表現されている。

 【オリジナル要素】

基本的には原作に忠実なので、話の流れは漫画と変わらない。アニメ版のオリジナル要素というのは嫌われるものだが、このアニメに限っては悪くない。むしろ個人的には好きだったりする。

まずは心象風景の描写。実際には起きてないイメージの世界の描写だ。スマイルはロボット、ペコはヒーロー、ドラゴンは真っ黒な裸体で描かれる。いかにもアニメらしい演出なのだがクサさが全くない。キャラのイメージにマッチしている。

原作には無い追加シーンで特に好きなのが2つある。まずはペコとチャイナが初めて手合わせした練習試合。原作でもアニメでもペコはスコンクで完敗。漫画ではあっさり吹っ飛ばされて終わっている。アニメではラリー中に孔のセリフが入る。卓球の本場である中国で挫折し、日本の劣悪な環境置かれていることに対する怒り、苦悩、焦りが伝わってくる名シーンだ。ここのBGMと孔の中国語がまた良い。アップテンポで煽るようなBGM「Like A Dance」に耳障りの良い中国語が乗る。

もう1つがペコとスマイルの決勝戦。スマイルが初球からペコの膝を攻めるようにフォアに深く打ってバックに切り返すのは原作通り。アニメ版にはその後がある。ペコのスマッシュを追うスマイルが柵にダイブしながら打ち返すシーンだ。一瞬、倒れたスマイルを案じるペコだったが返ってきた玉を再び全力で叩き込む。スマイルは起き上がり、球に食いつき、当然のようにラリーは続行する。無遠慮で常に全力でそして楽しい。子供の遊びのそうな清々しいしさがある。

【映画版について】

ピンポンには実写の映画版があって、これがまた高評価。ちょっと観てみたけれど、どうしてこんなに高評価なのかよく分からなかった。演技は不自然に感じるし、セリフが変わってるのがひどい。全てを語らぬ会話の機微みたいなものが原作にはあったのに、映画版では直接的な表現が多くなっている。ペコとドラゴンの試合中の「勝つのか?」とかもう最悪。2人の優劣は明確になっているはずだし、そんなの言葉に出すような場面でもないし、そもそも勝ち負けを超越した場所に2人は到達していたはず。

 【まとめ】

結論は、ピンポンは最高のアニメだということ。原作が素晴らしくて、アニメ版には原作へのリスペクトが感じられる。基本は原作に忠実ながらもアニメにしか出来ない表現を取り入れ、時代に合わせたアレンジをしているのも高評価。

個人的には原作の漫画を超えたアニメなんじゃないかと思う。

(おわり)