やたらと脳ミソがデカい火星人が地球に攻めてくる!
奴らの殺人光線銃に撃たれると、オレンジや緑色のガイコツになってしまうゾ!
全くもってふざけた映画なのだ。脳ミソばかりデカい火星人のデザインも、●●●で爆発してしまうその脳ミソも。ふざけまくっている。
極めつけにふざけているのが、キャストの豪華さだ。
・ジャック・ニコルソン(「シャイニング」等)
・ピアース・ブロスナン(「007」シリーズ)
・マイケル・J・フォックス(「バックトゥザフューチャー」シリーズ)
・ナタリー・ポートマン(「レオン」等)
・ジャック・ブラック(「スクール・オブ・ロック」等)
久々に観たら、キャストの豪華さにドン引きしてしまった。俺が知らないだけで、見落としてる有名俳優もいるかもしれない。こんなB級映画に、なんでこんな豪華なキャストが集まったのか、全くもって意味不明。てか監督ティム・バートンだし。訳が分からないよ。
まあ内容は文句なしに面白くて最高。この監督にこのキャストなんだから、面白くない訳がない。昔はよくTVでも放送されてたんだけど、最近みなくなったよね。
緑色の肌で脳ミソが大きい火星人が地球に攻めてくるとか、それだけ聞くとクソ映画以外の何物でもないのだが、マーズ・アタックは力技でそれを名作にしてしまっている。
一周回って、これは後世に語り継ぐべき不朽の名作SFと言えるだろう。
(おわり)