初めての妊娠や出産は、分からないことだらけで不安はつきものです。インターネット上には様々な情報が飛び交い、一体何を信じてよいやら見当もつきません。
やはり、こういうときに頼りになるのは本の情報です。この記事では、妻の妊娠〜出産〜子育て(初期)の間にお世話になった本を紹介します。
【1】マンガで読む 妊娠・出産の予習BOOK
お金・書類などのややこしい話から、病院選びのポイントやオススメ育児グッズまで、これ1冊でぜ〜んぶわかる!
今、妊娠している人も、これから妊娠する人も、これだけ読めば困らない!
(表紙より)
表紙に書かれている文の通り、非常に充実した内容の本でした。この本があれば大抵の疑問は解決します。
手続きのことや必要な物品の話など、文字だけではイメージしづらいものですが、この本はマンガなのでとてもわかりやすいです。
苦労話もコミカルな絵とともに語られているので、余計な心配を煽られずに済みます。
続編もオススメです。
マンガで読む 育児のお悩み解決BOOK―「生まれたらこうなる!」・・・って、教えておいてよ、もー!!
- 作者: フクチマミ
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2013/12/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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【2】フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密
育児中はとにかく睡眠不足になるという情報を入手していたので、夜泣き対策として購入しました。夜泣きがひどい赤ちゃんは、夜中でも2時間おきに泣き出すみたいです。
一方この本によると、フランスでは生後3ヶ月までにはほとんどの子どもが「ちゃんと夜をすごす」ようになるのだそうです。(「夜を眠る」ではなく「夜をすごす」と表現するあたりがフランスっぽいです。)
この本に書かれている方法を大雑把に説明すると、「赤ちゃんの自主性を尊重し、生活リズムを覚えさせる。そのためには観察が重要。」ということでした。
この本のおかげで、生後2ヶ月を迎えた我が子は4〜6時間は安定して寝るようになっています。
【3】きみは赤ちゃん
妊娠し出産をすると身体や心、環境の変化に戸惑います。自らのお腹に生命を宿すのですから体調も今まで通りというわけにはいかず、ホルモンバランスの関係で精神状態も不安定になります。子どもが生まれれば生活のリズムも大きく変わってしまいます。
そんな不安や苦労が、母親の主観で書かれているエッセイです。書き手は芥川賞作家の川上未映子さんです。とても素敵な文章です。
実際に私が妊娠して出産したわけではないのでなんとも言えませんが、妊婦・母親の心境がニュートラルに書かれていると思います。悲観的になりすぎもせず、かといってキラキラした内容でもありません。
読めば共感できる内容だと思います(たぶん)。妻お気に入りの一冊です。
(おわり)