猫兎ライフ

美味しい食べ物にうまい酒、面白い本に楽しいゲーム、それさえあれば幸せです。

ゲーミングデスク(低)【レビュー】『ローデスクシェルフ付き』サンワダイレクト

   

 

 PCでFPSを始めて、ちゃぶ台では手狭になってきたのでローデスクを買った。椅子よりも床に座る派なので、普通のデスクではなく低いのにした。ゲーム用に使っているけれど、普通に良い机だった。

広くて快適。収納もあるし。頑丈。フレームが天板の淵にあるのでモニターアームが取り付けづらいが、使わないので問題ない。

難点としては、ちょっと高いので座布団の調整が難しい。あと大きくて重いから組み立てが大変。狭い部屋だと余計苦労する。

(おわり)

 

   

酔うための酒【チューハイレビュー】『サッポロ MAGNUM(マグナム)』

 

サッポロ MAGNUM(マグナム) レモン [ チューハイ 350ml×24本 ]

サッポロ MAGNUM(マグナム) レモン [ チューハイ 350ml×24本 ]

 

アルコール分12%という驚異的なチューハイ。

飲むと、…確かなアルコールを感じる。甘さや炭酸では隠し切れない強さだ。12%といったら通常のチューハイの2~3倍、ワイン並みのアルコールだ。

ほんと酔うためだけの酒って感じ。 

(おわり)

マタドール(闘牛)ゲー【レビュー】『SEKIRO SHADOWS DIE TWICE(隻狼)』フロムソフトウエア

   

 

 フロムの新作SEKIROをプレイしている。序盤をプレイして闘牛が終わっての感想。

正直な感想はあれだ、難易度設定おかしいだろっていう話。

 

・雑魚敵相手でも油断するとすぐ死ぬ

・死ぬと所持金が半分になる

・経験値的なものは死んでも失われない

・ソウルシリーズのような初見殺しの敵配置・トラップがない

・簡単な操作で忍殺や鉤縄移動ができるので爽快感はある

・ステ振りの概念がなく、強化は単純

・装備も少ない

・マップが単純

・・・まあそれはいい。ソウルライクなシビアさは残しつつも、死のペナルティをゆるくして、煩雑さを取り除き、初心者に配慮したのかなと思わせるバランシングだと思う。

 

だがボス敵、おめーはダメだ。

・ワンパン、ツーパン級の攻撃を平気で使ってくる

・スタミナ無尽蔵

・攻略の糸口がない

・当たり判定クソ

・動きすぎ

戦えばわかる。難しいんじゃない。おかしいんだ。

やたら動き回りながら高威力の謎判定攻撃を繰り出してくるので、こちらのターンが全然回ってこない。無理に攻めれば返り討ち。逃げに徹して攻略の糸口をつかもうにも、馬だの牛だのが突っ込んでくるのですぐ死ぬ。

結局、ゴリ押し気味に攻めて運良く敵の攻撃が当たらなければ倒せるという運ゲー。時間をかけて死にまくって、倒せればラッキーって感じ。再現性は低い。もう一回連中と戦っても勝てる自信はない。

自分を強化しようにも、攻撃力や体力・体幹(スタミナ)を上げるにはボスを倒して手に入るアイテムを使うしかない。ボスを倒すために強くなりたいのに、強くなるにはボスを倒さなければならないという矛盾。

倒しても達成感はなく、残るのは徒労感のみ。

 

そうそう。マップはきれいだよ。グラフィック良いし、和の雰囲気があって最高。序盤の月夜の薄原とかまさに日本の原風景。

(おわり)

 

   

「ゾンビ映画「を撮っていたら本物のゾンビが出てきた」という映画を作るメイキングもの」【映画レビュー】『カメラを止めるな!』上田慎一郎・監督

   

 

※ネタバレあり 

kametome.net

映画館に行ってまで観るほどではないが、気にはなっていた映画。テレビで放映されたので観た。タイトルの通り、ネタバレすると「ゾンビ映画「を撮っていたら本物のゾンビが出てきた」という映画を作るメイキングもの」だった。

まあ面白い(?)映画だった。冒頭数十分は噂通りクソつまらない。その後の物語は、ほうほうという感じ。展開が面白いという話だったが、入れ子構造の話自体は珍しいものではないので、世間で騒ぐほどのものではないだろというのが正直な感想。ただ、低予算かつ無名の監督・俳優によって製作された映画がこれほど流行ったのは面白いことではある。

(おわり)

 

   

今期最高のチューハイ【レビュー】『99.99 フォーナイン』サッポロ

 

 

今期最高のチューハイは、間違いなくこの99.99(フォーナイン)。

今期っていつからいつまでの区切りなのかはよく知らんけど。

フォーナインは本当に美味い。まずもって味がクリア。余分なものが一切入っていない。合成甘味料が使われていないので自然な風味になっている。果汁等による味付けも最小限なので味わいは爽やか。そして高いアルコール分。9%あるのでかなりの飲みごたえ。

「僕の考えた最強のチューハイ」状態で文句の付け所がない。マジで最高。

(おわり)

ちゃんとエール【ビールレビュー】『ヱビス プレミアムエール』サッポロ

 

サッポロ ヱビス プレミアムエール [ 350ml×24本 ]

サッポロ ヱビス プレミアムエール [ 350ml×24本 ]

 

サッポロヱビスのエールビール。

文句なしのエールビールだった。味の濃さ、香りの深さ、確かなコク。どれをとっても確かにエールビール。

プレモルのエールは主張が控えめで「もどき」感があったが、ヱビスのこれは本物だ。

ヱビスなのでやや高めの値段設定ではあるものの、量産ビールの値段でこの品質が飲めるのはうれしい。

(おわり)

原因は人間【読書感想文】『カッコウはコンピュータに卵を産む』クリフォード・ストール/池央耿[訳]/草思社文庫

   

 

文庫 カッコウはコンピュータに卵を産む 上 (草思社文庫)

文庫 カッコウはコンピュータに卵を産む 上 (草思社文庫)

 

 【紹介】

ネットがまだ世間一般に広まっていない時代に凄腕ハッカーを追跡した様子を書いたノンフィクション。

【感想】

事実は小説より奇なり。わずか75セントの通信料金の差異からハッカーの存在に気付いたクリフは追跡を開始する。ハッカーは政府や軍のシステムにも侵入している慎重かつ狡猾な相手だ。最終的には政府機関を巻き込み、海の向こうにも協力者を得てハッカーの逮捕に至る。

どんなに技術が進歩しても、どこかに穴はあるし、ごまかそうとしても痕跡は残ってしまう。そしてその原因はいつも人間にある。

そもそも75セントの通信料金の差がなければ、ハッカーは気づかれることはなかった。後にはクリフが準備したダミーのファイルを読み漁るのに夢中で逆探知を許してしまっている。ハッカーの手口にしても、システム担当者が初期アカウント・パスワードを変更していなかったのを悪用したり、初期欠陥のセキュリティの穴を使用したりしている。

ハッカーに侵入されたのも、ハッカーが捕まったのも、どちらも原因は人為的なものだった。すごく教訓めいた感じになってしまうが、どんな優れたコンピュータでも使うのは人間なのだ。機械は基本的に間違えない。ドイツ軍の暗号機エニグマが解読されたのも、結局は入力する人間の癖が糸口だったはず。

コンピュータ黎明期に、主人公が手探りでハッカーを追い詰めていく様子はとても面白い。上下2巻もあっという間に読み終えてしまった。

(おわり)