朝起きたら
Amazonで予約注文していた本が、今朝ポストに入ったいました。昨日の夜、届いたのでしょう。なんだか、サンタさんが来たみたいでワクワクしました。仕事を終え、帰宅して開封しました。
『マインド・クァンチャ』。私が好きな、森博嗣さんの「ヴォイド・シェイパ」シリーズの最新作です。
まだ読んでないけど
実はまだ、冒頭少ししか読んでいません。感動をいち早く書きたくて、キーボードに向かっています。そもそも、小説の感想なんて主観の塊でしかないのだから、2回読み通していようが冒頭しか読んでなかろうが、書き手の自由なのです(開き直り)。
帯
表
見届けよう。
己の剣を
生きるものは、いずれは散る。
流れるものは、いずれは凍る。
裏
草が伸びるように、
優しく、刀を抜いた。
切っ先から蔦が先へ伸び、
小さな蕾がつき、
花が咲き開く。
そんな光景が見えた。
森博嗣さんの書く文章が好きなんですよね。文体がとてもカッコ良いと思います。
ちょっとだけ感想(ネタバレなし)
まだ読み始めなのですが、冒頭から動きがあります。いまいち状況がつかめないままに、急展開になっているので、とても続きが気になります。早急にこのブログ執筆を切り上げて続きを読みたいです。
勝手に紹介(主観です)
この、マインド・クァンチャはヴォイド・シェイパシリーズの第5作目です。第1作は、主人公である一人の侍「ゼン」が山を下りるところから始まります。ジャンルは、正直よくわかりません。ミステリではありません。(私は森博嗣さんの本は好きなのですが、ミステリーは読めません。スカイ・クロラシリーズは好きです。)侍が出てくるので、時代物かというと、そうでもないのです。地名とか、いつの時代かといった情報が一切出てきません。「江戸にむかって」とか「時は慶長十九年」とか「徳川幕府が」とか、そんなノリは全くありません。あくまで主人公ゼンの主観による内省的な内容で構成されています。時代物を期待している人にはオススメできないかもしれません。ですが逆に、私のように時代物が苦手な人にとっては馴染みやすいです。先に帯の文を紹介しましたが、無駄のない研ぎ澄まされた文章なので、かなり没入して読んでしまいます。
まとめ
オススメです。