春の晴れたある日、神奈川県藤沢市の江の島で釣りをしてきました。
家でビールを飲みながらゴロゴロしていた瞬間に「そうだ、僕にも魚が釣れるかもしれない」と思ったのです。
釣りは人生で4回目です。海釣りが1回、ワカサギ釣りが1回、釣り堀での釣りが1回の経験があります。
【道具】
道具はAmazonで買いました。こだわらなければ5000円くらいで揃います。
1000円クラスの竿:RUNA HISANO(ルナヒサノ) ロッド コンパクトロッド グラスコンパクトロッド 240
600円台のリール:プロマリン(PRO MARINE) リール TRS10 トレンドスピンII
クーラーボックス:キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) シエロ クーラーボックス 14 ブルー M-8175
仕掛け:ハヤブサ(Hayabusa) これ一番 ピンクスキンサビキ 6本鈎 10-3 HS710-10-3、オーナー(OWNER) スーパーパニック 2.5-0.2 R-031、SANNA(サンナー) コマセ袋 茶 結網 3枚入り 中 151151、フジワラ(FUJIWARA) カラーシンカー ナツメ 2号 夜光
エサ:マルキュー(MARUKYU) ヨセアミ、マルキュー(MARUKYU) アミサビキ
【釣り】
江の島に到着したら、まずは猫に挨拶です。この島には猫がたくさんいるので、ちょっと路地裏などに入ればいたるところに猫がいます。この島のヌシです。
釣り場に到着したら、ビールを飲みながら釣り開始です。。途中のコンビニで見つけたエビスの新作ビールです。
港のようなところでサビキで2時間ほど粘りましたが、1匹も釣れませんでした。他の釣り人にも一向にあたる気配はなく、どうやら日が悪かったようです。みんな「釣れない」とグチをこぼしていました。海の水も濁っていたのか、海中の様子は全くわかりませんでした。
結局、あまりに魚の気配がないので場所を変えることにしました。次に向かったのは島の西側の海岸です。島の入り口から神社へのぼる商店街の、途中の路地を右に行った場所です。小さい砂浜と小さい堤防がある場所です。カップルがよく黄昏れている場所です。
堤防から海を覗くと、小さな魚が群れをなして泳いでいるのが見えました。先ほどの堤防よりは希望が持てそうな感じです。目視できる小魚の群れにサビキを投入しました。しかし、一向にかかりません。そもそも、ハリの大きさが合っていないように感じられました。もっと大きな魚の登場を期待して待っていましたが、見えるのは小魚ばかりです。
魚は見えるのに全く釣れなかったので、仕掛けを変えることにしました。Amazonで間違って購入した「パニック仕掛け」というものです。どういう仕組みで釣れるものなのか全くわからなかったのですが、単純にハリのサイズが小さかったので使ってみることにしました。
仕掛けを変えた途端に釣れるようになりました。ニボシのような小さな魚です。名前はわかりません。釣ったそばからクーラーボックスに入れ、氷締めにしました。見える魚を釣るのだから楽なもので、入れ食いが続き10匹以上釣れました。
その後、小魚の群れがいなくなるまで釣り続け、最後は本州側の釣りポイントへ向かいました。片瀬西浜の堤防です。この堤防の先端部分が釣り可能ゾーンになっています。
ここでも先ほどのパニック仕掛けが大活躍し、小魚が大量に釣れました。ルアー釣りをしている人も見かけました。今度は私もルアー釣りに挑戦してみたいと思っています。
地元の人らしい少年も見かけました。晩御飯のおかずを調達していたのかもしれません。
【調理】
釣ったら後は食べるだけです。名前もわからない魚を食べるのには若干勇気がいります。 成魚でこの大きさなのか、それとも何かの稚魚なのかもわかりません。
釣ってはいけない魚だったら、お魚さんゴメンなさい。毒のある魚だったら、ブログの読者さん今までありがとう。
釣った魚は唐揚げにして食べることにしました。以前、ワカサギ釣りをした時に教わった方法です。大きな魚が釣れた時のために3枚おろしの方法などを動画で予習しましたが、今回は出番がありませんでした。
まずは下ごしらえです。頭を切り落として内臓を取り除きます。背から腹にかけてやや斜めに頭を切り落とします。そのあと腹を指で押せば内臓が出てきます。小さい魚なので丸揚げでも良いのですが、この一手間で臭みと苦味が取れるのだそうです。
処理した魚は小麦粉をまぶして揚げます。きつね色になるまで揚げます。
揚がったら塩胡椒で味付けをして完成です。「小魚の唐揚げ」です。調理前よりだいぶ体積が減った気がします。あっさりとしていますが、魚の旨味が十分に感じられる味わいでした。下処理のおかげか、苦みや臭みは感じられませんでした。自分で釣った魚は格別の味がします。
次回はもっと大きな魚を狙います。
(おわり)