【紹介】
HIDE AND FIRE(ハイドアンドファイア:略してハイファイ)は、9月26日に配信開始された基本無料(アプリ内課金あり)のTPSのスマホゲームです。隠れて(HIDE)撃つ(FIRE)ことがコンセプトのゲームで、遮蔽物に身を隠しながら敵を倒すことでステージを進めていきます。プレイした感覚としてはアーケードゲームの「タイムクライシス」のような感じです。
無課金で1日プレイして、武器がある程度揃い攻略が軌道に乗り、「ミッションモード」「無限モード」「共闘モード」「対戦モード」も一通りプレイして、対戦では100キルを達成しました。この記事では、攻略や協力、対人で役立つ武器や戦い方などを解説します。
【武器の基本】
〈レア度〉
おそらく各武器に表示されているABCなどのアルファベットがレアリティを表しているのだと思います。「チーム」画面から武器変更する際に最大レベルまで強化した時の性能で比較できるのですが、アルファベットが若い武器ほど優秀です。
〈銃器レベル〉
武器のレベルです。アイテムを消費することによってレベルを上げることができます。武器を強化するにはこの銃器レベルを上げるか、銃のパーツごとのレベルを上げる必要があります。
〈銃器ランク〉
武器に表示されている☆(星印)が銃器ランクです。この☆が多いほど強化できる最大の銃器レベルが上がります。
〈武器の種類〉
[突撃銃(アサルトライフル)]
威力・装填速度・連射力・弾倉・精度・貫通力のすべてのステータスのバランスが良い武器です。突撃銃を強化しておけば、とりあえず攻略も協力も対人もこなすことができます。
[機関銃(マシンガン)]
弾倉・連射力に優れた武器です。その反面、威力がやや低めで装填速度・精度に難があります。装甲車や遮蔽物などに対する対物攻撃力が高く設定されているようです。
[狙撃銃(スナイパーライフル)]
威力と射程、精度に特化した武器です。武器を構えるとスコープ視点になり、ズームで狙えるようになると同時に視界が狭くなり制限されます。
[散弾銃(ショットガン)]
近距離特化の武器です。あまり使わないのでよくわかりません。この手のゲームでは敵のショットガンは脅威ですが、プレイヤー側のショットガンは空気になる傾向があります(ディビジョンとか)。
【各モード攻略】
〈ミッションモード〉
基本となる1人プレイの攻略用モードです。序盤は簡単なのでプレイしているうちに操作には慣れてきます。ストーリーの進展に合わせて武器や防具をコツコツと強化していれば、行き詰ることはないです。スタミナ回復待ちとレベル制限が最大の脅威です。
〈無限モード〉
次々とステージに挑んでいくモードです。死んだら振り出しのステージに戻ります。消費アイテムを使って、最高到達点まで一気に行くこともできます。エンドコンテンツのようなものだと思うので、気が向いたらプレイする程度で良いと思います。進めていると、自然に現状での限界にぶち当たります。
〈共闘モード〉
4人での協力マルチプレイです。大量の敵、硬い敵、超火力のボスが出現するため、物量(消費アイテム)と弾幕がものをいう戦いになります。高DPSの武器でゴリゴリ敵を倒していかないと、あっという間に詰め寄られてしまいます。連射力の低い狙撃銃や射程の短い散弾銃は不向きで、突撃銃や機関銃が適しています。ボスは理不尽なほどの広範囲・超火力の範囲攻撃を仕掛けてくるので、最後までクリアするためには「復活コイン」が必須です。ボスの範囲攻撃に加えてMOBの爆弾やロケット攻撃もあるので、とてもではありませんが回避しきることは不可能です。「復活コイン」での復活後の無敵・攻撃力アップ・装弾数アップの時間を利用してボスの体力を削りましょう。コインは一応課金アイテムですが、無課金でもなんだかんだで手に入るので心配は無用です。通常のスタミナに加え入場回数として制限がかかるので、何度もプレイすることはできません。
〈対戦モード〉
1対1または2対2で対戦するモードです。先に5キルまたは10キルした方の勝ちです。正直なところ、スマホのシューティングゲームでの対戦にはそこまで期待していなかったのですが、これがなかなかよく出来ています。
[ステージ]
①敵味方それぞれに4つの遮蔽物があり、十字のマークの付いた遮蔽物はカバー中に体力回復効果があり、ヒビの入った遮蔽物は敵の銃撃で破壊されてしまいます。
②ステージギミックとしてドラム缶が登場します。銃撃で破壊すると、その左右の遮蔽物を含んだ範囲の敵に大ダメージを与えることができます。
③両端の遮蔽物の前面には動く壁があり、一定時間ごとに開閉を繰り返しています。
[バランス]
キャラクターの体力や武器のレベルなどは固定されているようで、誰でも公平に戦うことができるようです。
[武器の使い心地]
狙撃銃:高い威力を誇り、積極的にヘッドショットを狙っていける武器です。遮蔽物からわずかにはみ出している敵も削っていけます。装弾数が多い「SOCOM16」あたりが優秀です。
機関銃:高い連射力と装弾数、対物攻撃力を誇り、遮蔽物を破壊するのに適しています。精度が悪いので撃ち合いには向いていません。1発ずつ単発で撃っても狙い通りに弾は飛びません。「MG4」は連射力が高く高DPSで優秀です。
突撃銃:狙撃銃と機関銃の中間の立ち位置の武器です。精度が高いので単発で撃てば遠距離でもヘッドショットが狙えますし、障害物やドラム缶の破壊も比較的速やかにこなせます。突っ立っている敵は、突撃銃の精度と連射力で瞬コロです。「M4A1」がバランス良く使いやすいです。
散弾銃:空気です。対戦の交戦距離は遠めなので出番はありません。
[戦い方]
機関銃などで遮蔽物を破壊して射線を通す
↓
突撃銃、狙撃銃で敵を削る
というのが基本的な戦い方です。序盤の劣勢は承知で開幕当初は壁破壊に専念するか、撃ち合いの合間に遮蔽物を破壊するかという選択はありますし、遮蔽物の破壊は捨てて最初から狙撃戦を仕掛けるという変則パターンもあります。撃ち合いの合間には手榴弾やバズーカ砲、ドラム缶の破壊で大ダメージを狙います。対戦でのアイテムはその場限りの支給なので、惜しまず使いましょう。今後、時間が経てば定石となる戦法が確立されるでしょうが、基本的にはこの流れで大丈夫です。
【感想】
スマホゲームということで期待はしていなかったのですが、意外と楽しむことができました。他の作業ゲーやパズルゲーに比べてやりがいがある反面、PS(プレイヤースキル)が問われる場面が多々あるので好き嫌いが明確に分かれるゲームだと思います。シューティングに慣れた人にとってはそこまで難しく感じることはないと思いますが、スタミナ切れとレベル制限が鬱陶しく感じると思います。
それにしても、最近のスマホゲームの進化には目覚ましいものがあります。画質だけ見れば、PS2のレベルは確実に超えていると思います。PS4のコントローラーなんかをスマホに接続して使用できれば最高なのですが。
(おわり)