猫兎ライフ

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睡眠の本【読書感想文】『睡眠の科学』櫻井武/講談社ブルーバックス

   

 

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【紹介】

科学読み物の定番ブルーバックスシリーズの、睡眠に関する本。

【感想】

最近睡眠不足を感じていたので、睡眠に関する本を読みたいと思っていた。自己啓発系の本にも睡眠に関するものはあったが、科学的なエビデンスに基づいた知識が欲しかったので信頼の置けるブルーバックスを購入した。

この本を読むと、いかに睡眠が大切なものであるかということが分かる。睡眠時、生物は無防備な状態になるにもかかわらず、眠らない高等生物は存在しない。脳の半分ずつ眠ったり、飛行中のわずかな落下時間の間に眠ったりする生物は存在する。睡眠を完全になくす方向に進化した生物が存在しないことが、睡眠の重要さを物語っている。

人間が1日に必要とする睡眠時間はおよそ7時間。睡眠が不足すると、それは負債として溜まっていく。睡眠の負債が溜まると、パフォーマンスは著しく低下する。徹夜だけではなく、日々のわずかな睡眠不足も蓄積されていき、徹夜と同等かそれ以上の悪影響を及ぼすこともある。

というわけで、1日7時間は睡眠時間を確保することにした。

 

睡眠の科学―なぜ眠るのかなぜ目覚めるのか (ブルーバックス)

睡眠の科学―なぜ眠るのかなぜ目覚めるのか (ブルーバックス)

 

 

(おわり)