【紹介】
今週のお題「人生に影響を与えた1冊」ということで、社会人なりたての頃に出会ったこの本です。数多くの自己啓発本を書いている千田琢也さんの本です。
【感想】
私は、本を読むのが大好きでよく本を買っていました。図書館で借りたり、中古で購入するのは気に入らず、いつも新品を買っていました。月に何万円も本の購入に使い、収納スペースは本で溢れ、常に積読本が10冊以上あるような状態でした。(今でもそうなのですが。)
しかし社会人になって「こんなに本を買って意味があるのか」「少しは貯金したほうが良いのではないか」「古本屋や図書館を利用したほうが経済的ではないか」「趣味にお金を使いすぎるのは如何なものか」と迷いが生じていました。そんな時に出会ったのがこの本です。本屋でたまたま見かけて購入しました。運命の出会いというのは存在します。
千田さんは自腹で1000万円を投資し1万冊を読破したと言います。圧倒的です。この本の中で、著者は徹底的に読書を肯定してくれます。
第1章 本さえ読めば、どんな時代になっても知恵で生き抜いていける
21 本を借りて読む人は、自分も一生使われて終わる
54 本の買い過ぎで貧乏になった人はいない
61 運命の本はつらいときいしか出逢えない
第8章 人生を変える本の「買い方・読み方」
73 好きなテーマを好きなだけ読む
77 本は買った瞬間に目的の半分以上を達成している
(目次より抜粋)
目次の項目だけ読んでも勇気が湧いてきます。
この本に出会わなければ、私の読書スタイルは今とは違ったものになっていたでしょう。今でもこんなに本を購入して読むことはなかったかもしれません。
どんな本も人生に影響を及ぼします。本を読む限り人は成長を続けます。これは「人生に影響を与えた1冊」に出会える本です。
(おわり)