猫兎ライフ

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自粛のお供に『ローマ』【海外ドラマ】

 

ROME [ローマ] 〈前編〉 [DVD]

ROME [ローマ] 〈前編〉 [DVD]

  • 発売日: 2009/08/12
  • メディア: DVD
 

 

めたくそ面白い海外ドラマをアマゾンプライムで見つけた。『ローマ』だ。古代ローマ帝国を題材にしている。時期的にはカエサルがガリアを平定したあたりから、初代皇帝となるオクタヴィアヌスがアントニウスを破り内戦が終結するあたりまで。

何が面白いって(全部なんだけど)、造りがしっかりしていること!塩野七生の「ローマ人の物語」を読んだことがあるので古代ローマにはうるさいこの私でも、満足のいく内容だった。

「ローマ=帝国=悪」とか「カエサル=暴君=悪」みたいなイメージが先行しがちだが、その辺が極めてニュートラルな描写になっている。

あと配役も素晴らしい。みんな役にドはまりしている。日本のドラマとか映画は、お飾りみたいな役者がいて、観ていて萎えてしまうことが多い。だがこのドラマは最高。これ以上はないと思わせるほど役がハマっている。特に好きなのは、マルクス・アントニウス。軽い感じの色男感が良い。あとポンペイウスの息子(名前忘れた)。小悪党感が良い。それからアティア。悪女というか、権力に溺れた感じが良い。ヴォレヌスも良い。堅い感じが百人隊長のイメージにぴったり。ブルータスも良かったね。神経質な感じが出てて。キケロの優柔不断な感じも最高だった。…とまあ、ひとりひとりあげていたらキリがないくらいだ。

時代考証というか、その辺がしっかりしているのも良かった。馬に鐙は無いし、鏡はゆがんでいる。貴族は寝転がって食事をしている。奴隷の扱いも当時の姿に近かったのではないかと思う。ローマでは奴隷は大事にされていたらしい。劇中でもカエサルのポスカの様に重要なポストに就いて重宝されている奴隷はたくさんいた。屋敷を取り仕切っている奴隷とか。

オリジナル要素(?)みたいなのも良かった。ヴォレヌスとプッロのことだ。「ガリア戦記」に記述があるらしいのだが、全然覚えていない。読み返さなければ。カエサリオンの実父のこととかね…。面白い歴史のIFだと思う。クレオパトラと××できるとか、プッロ羨まし過ぎだろ…

歴史に名前が登場する貴族、軍人の話もある。名もなき庶民の話もある。どれも当時の空気が感じられるようだった。街の喧騒とか、豪邸での会食とか。

前編10話、後編10話で合計20話。1話あたり50分前後あるので、20時間弱は観てられるので、この自粛期間にぴったりだと思う。

暴力描写、性描写、胸糞展開はあるので、苦手な人は注意だな。R指定あった気がする。2000年も前の話だから、セックスも殺しも日常茶飯事なのは当然か。

エミー賞8部門ノミネート、4部門受賞なので面白さは折り紙付き。

(おわり)

貴重な古代ローマ帝国ものの映画『第九軍団のワシ』

 

第九軍団のワシ(字幕版)

第九軍団のワシ(字幕版)

  • メディア: Prime Video
 

 

古代ローマ帝国は、キリスト教圏では評価が悪いらしい。キリスト教を迫害・弾圧したとか。古代ローマを扱った映画は少ないように思う。

消息を絶ったローマ第九軍団。その軍団長の息子が、父と家名の名誉回復のために軍団のシンボルであるワシを取り返すべく、ブリテン北部に行く話。

 

非常にマイナーな映画だと思う。たまたまAmazonに表示されたので観た。そうでなければ一生この映画と出会うことはなかっただろう。評価は高かった。

内容は王道。友情とか絆とか名誉とか、そんな感じ。

序盤の宿営所防衛戦も良かった。軍隊もののお約束パターン。新任の若手指揮官、隊付き軍曹的な副司令官、新任指揮官を軽く見るベテラン勢。新任指揮官である主人公の采配で宿営地防衛に成功し、兵たちの信頼を得る展開も良き。そして名誉の負傷からの除隊の流れもお約束。

その後の展開も良かった。無名の映画のわりに、造りは丁寧だと感じた。変なお色気シーンが無かったのも良き。魚の内臓をかきだしながら蛮族の女に色目を流したくらいか?微グロはあり。斬首、足切断、少年の首切りとか。

(おわり)

Thatcherのスキル・武器【R6S】

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【プライマリウエポン】

AR33(AR)、L85A2(AR)

【セカンダリウエポン】

P226 Mk 25(HG)

【ガジェット】

ブリーチングチャージ、クレイモア

【スキル】

EMPグレネード

EMPグレネードで範囲内の電子機器をすべて破壊する

 

役割は、対電子ガジェット。特に補強壁を破壊するために、BanditやKaidのガジェットを壊すのが重要になる。

【使い方】

EMPグレネードは一定範囲内の電子機器を破壊(カメラ系ガジェットは一定時間使用不能)する。ガレージ等、補強壁破りが必要な場所ではThermiteと併せてほぼ必須ピック。味方と連携して、タイミングを合わせてEMPを投げよう。補強壁を破壊するまでは慎重に立ち回りたい。

目視困難なLesionのトラップを破壊したり、ディフューザー設置の妨げになるMaestroのEvileyeを無力化できるのも嬉しい。

同じSASのSledgeほど武器装備は充実していない。AR33は装弾数が25発なのでやや心細い。そのかわり連射速度がL85A2より高く、アングルグリップを装着することができる。メインにどちらを使うかは、自分の好みで決めてしまって良いと思う。
(おわり)

SLEDGEのスキル・武器【R6S】

 

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【プライマリウエポン】

M590A1(SG)、L85A2(AR)

【セカンダリウエポン】

P226 Mk 25(HG)、SMG-11(SMG)

【ガジェット】

フラググレネード、スタングレネード

【スキル】

ブリーチングハンマー

ブリーチングハンマを使用して破壊可能な障害物を一撃で突破する

役割はソフトブリーチャー。ブリーチングハンマーを使用して、補強されていない壁や床、バリケード、Castleのアーマーパネル等を破壊できる。

【使い方】

便利なスキル、豊富な武器、そしてフラググレネードも装備している。戦闘力・状況対応力共に高い。

L85A2にACOGを積み、SMG-11で近距離対応するのが標準的な装備だろう。L85A2は連射レートが低めなので、リコイルコントロールがしやすい。SMG-11は全武器中でもトップクラスのDPSを誇る。

ブリーチングハンマーは、安定して四角形っぽい穴をあける。壁ならちょうど人が通れるサイズ。発砲音を伴わないので、比較的隠密・迅速にエントリーできる。

床なら下階の天井部分まで綺麗に破壊される。撃ち下ろしに最適。ブリーチングチャージのように設置時間がかからないので、C4による反撃をくらう可能性が低い。Buckのスケルトンキーよりも綺麗に床に穴が開くので射線を通しやすい。

高い戦闘力、状況対応力を生かして目標上階を制圧して、上からプレッシャーをかけていくのが基本的な立ち回りとなる。

(おわり)

【R6S】Y5S1.2パッチ変更点【レインボーシックスシージ】

www.ubisoft.com

 

今回の変更は、結構影響が大きいと思う。事前にアナウンスあったっけ?

 

【BUCK】

・フラググレネード→クレイモアに変更

・スケルトンキーのマガジン容量拡大(マガジン5・薬室1の合計6発)

・スケルトンキーの弾薬量が25+1に増加

 スケルトンキーの弾薬量が増えたのは嬉しいが、フラグが無くなったのは痛い。下階から攻めるのがBUCKの役割の一つだ。フラグによる突き上げができなくなる。防衛側からすればいきなりフラグでやられるのが少なくなるから良いけど。

 

【GOYO】

・ボルカンシールドが3→2個に減少

まあ3個は明らかに多かったからね。調整が入るのは仕方がない。

 

【JAGER】

・スピード2、アーマー2になる

これも大きい。ACOG無くなるし、スピードも下がるし、散々だね。でもガジェット強力だから、ピック率が下がることはないのかなと思う。

【MOZZIE】

・セカンダリーからSuper Shortyが無くなる

なんで?って感じ。遊撃寄りのオペレーターだから、築城能力をなくされたのかな。この前Castleに持たされてたし。

【YING】

・カンデラの数が3→4に増加

・クレイモアをスモークグレネードに変更

・T-95 LSWのダメージが43→46に増加

 

スモーク+カンデラのコンボって、前にヤバすぎて調整されてた気がするのは俺だけ?しかもカンデラ増えたら、自分だけでADS焼いてポイポイできるじゃん。

【M12(CAVEIRA)】

・M12にホロサイトが追加される

これは嬉しいね。Cavあんま使わないけど。M12はもっと使わなかったけど。ホロが使えるならアリかなと思う。ちなみにRONIとかFMGと同じタイプのホロサイトね。

【TCSG12(Kaid,Goyo)】

・予備弾倉が追加される

・ダメージが84→57に減少

 弾数が増えるのは嬉しい。壁を工事してるとすぐに弾が無くなるので。ダメージ減少もまあ順当かな?84は強すぎるもんね。ACOG積めるし。それより反動どうにかしてくれよ。TCSG12使ってても、反動でブレ過ぎて敵に当たる気がしない。

【バグの修正】

省略

(おわり)

 

 

頭のいい人の思考【読書感想文】『サピエンス全史』ユヴァル・ノア・ハラリ

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ベストセラーになっていた有名な本。ユヴァル・ノア・ハラリ著の「サピエンス全史」。サブタイトルの訳は「人類の略歴」になるはずなのだが、「文明の構造と人類の幸福」となったのはなぜだろう?

内容は、人類の歴史。

ジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」が地理的条件とか家畜に適した動物の有無とか初期条件的なものに注目していたのに対し、「サピエンス全史」では虚構的なものに着眼を置いている。

とても考察に富んだ内容で、同じ歴史でも着眼が違うとまたちがった見方ができるのだと感服した。頭がいい人は同じ対象を観察しても、違ったものが見えているのだろう。

 

進化の視点に立つと、牛はこれまで登場した動物種のうちでも、屈指の成功を収めた。だが同時に、牛は地球上でも最も惨めな部類の動物に入る。(第5章 農耕がもたらした繁栄と悲劇より)

進化論では適者生存、赤の女王仮説では適者生殖が語られていた。生き残り、増えていくことは生物の進化上成功だと思っていた。だが、その考え方だと家畜をうまく説明できない。確かに数は増えて、種としての生存も保証されている。しかし、置かれている環境は惨めというほかない。幸福度のような目に見えない虚構的な着眼点の必要性が感じられた。

 

あれほどアメリカの文化や宗教や政治を憎んでいたウサマ・ビンラディンでさえ、アメリカのドルは大好きだった。(第10章 最強の征服者、貨幣より)

宗教とかイデオロギーで対立することはあっても、相手のお金までは否定しない不思議。考えてみれば、コーランを焼かれた復讐に米ドル札を焼いても良さそうなものなのに。

 

銀行が―そして経済全体が―生き残り、繁栄できるのは、私たちが将来を信頼しているからにほかならない。(第16章 拡大するパイという資本主義のマジック)

新型コロナウイルスで経済がヤバいときに、各国の中央銀行が株を買い支える理由が分かった気がした。人は経済が成長すると信用して株を買うわけで、コロナで先行き不安になれば当然売る。株が買われなければ企業の活動は立ち行かなくなり、経済全体が死んでしまう。銀行が介入して買い支えてくれるという信用があれば、多少のリスクを背負ってでも株を買う価値はあると、人は判断できる。

 

戦争で得られる利益は減少した。(第18章 国家と市場経済がもたらした世界平和)

グローバル化が進んで経済の相互依存が高まって、国家間の戦争の抑止になっていると思っていた。事態はもっと単純だったらしい。純粋に戦争が割に合わなくなっているそうだ。昔は金鉱とか、油田とか、奴隷をめぐって戦争をしていたけれど、現代の富はソフト面に移行している。下手に戦争を起こすよりも、平和に経済活動に専念した方が儲かるのだ。

 

 着眼点というかものの見方というか考察というか、とにかくすごい本。目から鱗というのかな?

ホモ・デウスも買ったので、読むよ。

(おわり)

 

 

刀削麺≒うどん?『金龍坊』【横浜市・泉区・環状4号線沿い】

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goo.gl

環4沿いの中華料理屋。

駐車スペースがたくさんある。店内は広め。中華料理屋にしては規模が大きい方だと思う。宴会にも対応しているのね。

実は向かいあたりのラーメン屋に行きたかったのだが、コロナのせいで休業していた。コロナのバカ。

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酢辛刀削麺を注文した。かなりのボリューム。具沢山。

刀削麺って初めて食ったけど、うどんみたいな感じなのね。

(おわり)