【紹介】
日本のゾンビ映画。原作は同名漫画。ZQN「ゾキュン」と呼ばれるゾンビが登場する。
【感想】
日本の映画でこれほど面白いのは久々に見た。大泉洋の演技が良い。さすが実力派俳優。根暗な感じ、頼りない感じが自然ににじみ出ている。
そしてゾンビであるZQNのクオリティが素晴らしい。嫌悪感を抱かせる見た目と挙動は、原作の雰囲気をよく表している。ゴア表現に遠慮がないのも良い。腕は千切れるわ、頭は吹っ飛ぶわ、自分の眼孔に指を突っ込むわ、高跳びのやり過ぎで頭は陥没するわ、狂気を感じるマジキチ映画。グロければ良いというわけではないが、変に控えめな日本の映画を見ていると萎えることもある。
有名俳優が出演していてポップなタイトル画像でもあるが、間違っても小さい子供や恋人と一緒に見てはいけない。そういう種類の映画ではない。
(おわり)