猫兎ライフ

美味しい食べ物にうまい酒、面白い本に楽しいゲーム、それさえあれば幸せです。

アニメの進歩【レビュー】『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』

   

 

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【紹介】

PCゲーム「Fate/stay night」のいわゆる遠坂凛ルートをアニメ化したもの。

【感想】

「いわゆる遠坂凛ルートをアニメ化したもの。」なんて偉そうな紹介をしたが、ゲーム版をプレイしたことはない。アニメ派だ。Fate発売時にはまだパソコンを持っていなかった。大学時代に友人からアニメ版のFate/stay night(無印)を借りてからファンになった。元がエロゲだったとは今だに信じられない。どこにエロを詰め込む余地があるのだろう?

無印→ZERO→UBWと観ているけど、アニメの進化は著しい。無印を観たときでさえセイバーの凛々しさと戦闘シーンには衝撃を受けたものだが、Unlimited Blade Worksを観て思ったことがある。遠坂かわいいじゃん、と。作画とかアニメーションの技術が向上しているのはもちろんだけど、ルートが違うとこうまで印象が違うものかと思った。

戦闘シーンはもう文句なし。葛木宗一郎の白刃取りからの格闘戦のシーンが好き。

「侮ったな、セイバー」(葛木宗一郎)

慢心王が相変わらずの慢心ぶりで士郎に負けたシーンも好き。侮ったり慢心したりすると負けるシステムなのかな聖杯戦争は。

一番良かったのは、第12話(0話を含めると13話目)の、遠坂がビルから飛び降りるシーン。初代OPの「THIS ILLUSION」が流れるのだ。歌い手が違うのか、バージョンが違うのか、微妙にタメがある歌い方がとても良い。鳥肌が立った。

 

 

(おわり)

 

   

シュロー裏山【読書感想文】『ダンジョン飯6』九井諒子

   

 

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【紹介】

ドラゴンに食われた仲間を助けるため一刻の猶予もない主人公たちは、食料現地調達(モンスターを調理して食う)でダンジョンに挑む、というお話。

【感想】

ダンジョン飯の先輩(センシ)が仲間になる→何度もピンチになりながらドラゴンを見つけ倒す→ドラゴンの血肉を使い黒魔術で仲間を蘇生する→狂乱の魔術師(ダンジョンの主)に襲撃される→蘇生した仲間を奪われる→状況が悪化したため一度地上に戻ると決める→迷う→シュローとカブルーのパーティーと合流する(イマココ!!)

 

カブルーって野郎がね、不穏な雰囲気なんですよ。ライオスを嫌っているらしい。戦闘能力も対人に特化していて、死体回収屋たちを瞬殺していた。ファリン(ハーピー)に対しても的確に急所を狙っていた。クラスがあるとしたら、確実にアサシンに分類されると思う。攻撃系の魔術を得意とする魔術師いや、精霊使いのノーム、ドワーフ、コボルト、ハーフフットともおりパーティーメンバーも強そう。

シュローはね、完全にハーレムパーティー組んでる感じ。自分以外みんな女の子。うらやましい。ドラクエ3やってた時は、俺も自分以外みんな女の子にしていた。世話焼きのいいマイヅル、いかにも忍者なヒエンとベニチドリ、鬼っ娘タデと猫娘のイヅツミ。ラブコメでも始めるのかというくらいの充実ぶり。

 

ダンジョン飯 6巻 (ハルタコミックス)

ダンジョン飯 6巻 (ハルタコミックス)

 

 

(おわり)

 

   

メガネっ娘キタコレ【読書感想文】『よつばと!14巻』

   

 

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【紹介】

主人公の女の子「よつば」を中心とした人々の日常を描いた漫画。

【感想】

メガネっ娘が登場した。この漫画はなんの脈絡もなく、新キャラが登場する。しかも説明はないままに。思えば13巻のばーちゃんも厳密にはメガネっ娘だが、それはさておく。

小春子(こはるこ)というメガネの女の子。とーちゃんとは友達以上の雰囲気だし、よつばとも旧知の関係らしい。ついによつばの母親登場かと思いきや、ふつうにとーちゃんの妹だった。

個人的な話で申し訳ないのだが、私はメガネっ娘が好きだ。縁のあるメガネ、特に赤縁が大好きだ。地味な感じの女の子って、いいよね。黒髪ポニテとか、もろにどストライク。

ミニのオープンカーって、安いモデルでも348万円からなんだよね。小岩井家の財政状況ってどうなっているんだろう。贅沢している感じはないけども、お金に困っている風でもない。割と自由気ままにやっている印象がある。うらやましい。

 

よつばと!(14) (電撃コミックス)

よつばと!(14) (電撃コミックス)

 

 

(おわり)

 

   

GWにおすすめのオサレ本屋『MiCKE(ミッケ)』上大岡

   

 

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MiCKEbook&marche(ミッケブック&マルシェ)

【紹介】

横浜市の上大岡駅近くにあるオサレな本屋。

上大岡駅:横浜市営地下鉄と京急線が通り、バスターミナルもある横浜中部の交通の要衝。市内各地及び東京・川崎・横須賀方面へのアクセスも良い。

【感想】

上大岡で乗り換えることがあったので、駅周辺をぶらついていたらオサレな本屋を発見した。こんな本屋あったっけ?と思い調べたら、4/13にオープンしたばかりだった。

数段階段を降りて入る店内は半地下のような雰囲気で、本屋以外にもテナントが入っている。

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雑貨屋。

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 KALDI風のお酒と食べ物の店。

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ワークショップがあり、金物細工や革製品を作ることもできる。

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本屋としての規模は決して大きくはないが、本のチョイスが素晴らしい。SFが充実しているし、手塚治虫の全集もある。ディスプレイ方法がきれいで、気になる本がたくさんあった。

店内中央にはバーカウンターのようなものが設置してあり、そこのカウンターや椅子とテーブルで飲み物を飲むことができる。驚くべきことに、未購入の本をそこで読むこともできるのだ。ワインやビールといったお酒もある。

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せっかくなのでチリ産赤ワインを嗜みながらフィリップ・K・ディックの「トータル・リコール」を読んだ。シュワちゃん主演で映画化されている有名な話だ。原作は短編で、ワイン1杯飲みながら読むのにちょうど良い長さだった。

本・酒・雑貨好きには最高の環境。上大岡には映画館もあるし家電量販店もあるしユニクロもあるし、一通りはできる。(カップルが休憩できるような場所も駅近にある。)

(おわり)

 

   

【R6S】次期パッチ・デザイナーノート公開【レインボーシックスシージ】

   

 

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レインボーシックスシージのDESIGNER'S NOTES(デザイナーノート)が公開された。各オペレーターの勝率・ピック率表と共に、変更予定について記載されている。

全て英文なので、訳しつつ紹介する。

rainbow6.ubisoft.com

【LION】

現状、LIONは強すぎる。プロリーグではほぼ100%ピックされ、ランク戦での勝率も高い。LIONを相手にするのは面白くないというフィードバックも把握している。他の攻撃オペとの平均化を図るため、調整チームが変更を加える。

〈スキャンについて〉

LIONのスキャンに位置を特定されてしまっても、動きを止めれば敵に位置が表示されなくなる。

・位置を特定されても、姿勢変更は敵に知られずに行うことができる。

・スキャンに引っかかったのがわずかな時間なら、敵に位置がバレにくくなる。

これは変更の第一歩であり、今後も改善を続けて行く。

〈スキャンの回数とクールダウン〉

スキャンの回数を3から2回に減らし、次の使用までのクールダウンの時間を10から20秒に増やす。LIONのスキャンの発動には慎重になってもらいたい。現状では、重要な局面でスキャンを連発することができてしまう。

【JAGER】

JAGERのマグパイは、今後HIBANAのX-KAIROSで破壊されることはなくなる。HIBANAが効率的にJAGERのマグパイを無効化できないようにするため、反応しないようにする。

X-KAIROSを1発撃つだけで、攻撃側はコストをかけずに複数のマグパイを無効化できる。そのため、火花の汎用性を高めてピック率を上げている。マグパイがX-KAIROSに反応しなくなるので、攻撃側はマグパイ周辺で行動する際はより多くのガジェットを消費することになる。

【BLITZ】

BLITZを操作するのは楽しく、相手にするときは不快感がないような状態を目指している。例えばBLITZのシールドフラッシュの射程を8から5mに減らす。また、使用回数も5から4回に減らす。

Year3Season1の調整で、BLITZのピック率は平均に近づいたが勝率は依然高いままだ。フラッシュ効果の低下は第一歩だ。格闘距離においても防衛側に対抗手段を持たせたいが、調整にはまだ時間がかかる。

【VIGIL】

電子迷彩の使い方を変える。駆動時間を30から12秒に減少させる。チャージに要する時間を12から6秒に減少させる。

ELAの弱体化により、VIGILはこのゲームにおける最も強い遊撃の1人になった。この調整により、VIGILL操作時ののリソース管理を変えて、効果的に使うためには技術を要するようにした。装備品にも注意を向けている(特に武器)。

【HIBANA】

HIBANAはクレイモアを失い、ブリーチングチャージが追加される。

HIBANAはプロリーグとランク戦において高いピック率がある。その理由は、攻撃側にとって重要な装備を有しているからだ。HIBANAはTHERMITEよりも銃撃戦において優れているが、武器に調整を入れる前にガジェットを調整する。THREMITEは強化壁の爆破役として唯一クレイモアを持つようになるので、ピック率に変化が出ることを期待している。将来的にはさらなる調整を加えるが、しばらくは今回の調整の効果を見極めたい。

【YING】

 YINGのスモークグレネードをクレイモアに変更する。

YINGは、よく連携の取れたチームでは強すぎで、高ランクの試合では弱すぎる。LMGの調整と合わせて、バランスがよくなるだろう。

【LMGのダメージ】

全体的に、現状のLMGは弱すぎる。低い連射速度に見合うようにダメージを上げた。反動も一度見直し、新たな反動システムを開発した。

【FINKA】

我々のデータによれば、FINKAの勝率は高すぎる。調整を加える前に、原因を調査したい。調査の焦点はFINKAのガジェット効果による反動の軽減、鉄条網通過時の移動速度の上昇、体力ブーストだ。移動速度と体力ブーストに関しては、さらにデータを集めて調整の方向性を定める必要がある。反動に関しては、データが混乱する恐れがあるため、新たな反動システムの導入前には調整を加えたくない。

【ERA】

ELAは現状良いポジションに位置している。勝率もピック率も許容範囲内に収まっている。短期的にはこれ以上の調整は必要ないと考えているが、注意は向けている。

【オペレーターの固有ガジェット】

我々はテストサーバーと度重なるBLITZへの調整から多くのことを学んだ。重要なのは優先順位を明らかにすることだ。

オペレーターの核となる能力がプレイヤーのプレイスタイルと異れば、バランスを取るのは特に難しくなる。盾持ちオペレーターとGLAZが良い例だ。

各オペレーターが平均的に実用的なものとなるよう改善を続けて行くが、それではプレイヤーの楽しみが犠牲になってしまうことも理解している。調整を試行錯誤しているうちにオペレーターのピック率上昇を確認したら、他の方法を考えるようにする。

(おわり)

 

   

「このマンガがすごい!」のこのマンガがすごい【読書感想文】『乙嫁語り10』森薫

   

 

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【紹介】

19世紀だか18世紀だかの、中央アジアの人々の生活を描いたマンガ。

【感想】

「このマンガがすごい!」に選ばれるのは、派手に人が死ぬか、無慈悲に人が死ぬか、やたらダークなマンガかだと、勝手にイメージしている。もちろん本当はそんなことはないのだが。

乙嫁語りは派手さのない漫画だ。王道的なバトル漫画ではないし、説明のないままデスゲームに巻き込まれたりもしないし、ダンジョンにも潜らないし、巨人にもならない。絵の細かさと、丁寧な描写が魅力の漫画だ。線の密度がやばい。描き込みっぷりが半端ではない。あと女の子がカワイイ。

”血の復習”の掟の話が面白かった。

このあたりの習わしだ

身内が殺されたら やったやつを見つけ出して必ず殺す

7代前に殺されたら 相手にも7代先まで復習する

絶対にだ

俺んとこにはそういう習慣はない

でも どこも似たようなもんだろ

やられっぱなしで済むかって話だ

誇りの問題だからな

(案内人アリ)

 

話は変わるが、中央アジアの人の顔つきは日本人に似ているらしい。日テレの「世界の果てまでイッテQ」のキルギスの特集を見たら、まあ日本人そっくりだった。ぱっと見では外国人だとわからない。近いルーツを持つのかもしれない。興味深い。

乙嫁語り 10巻 (ハルタコミックス)

乙嫁語り 10巻 (ハルタコミックス)

 

 

(おわり)

 

   

びみょう【レビュー】『麦のくつろぎ』サッポロ

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【紹介】

サッポロから新発売されたノンアルコールビール

【感想】

一口飲むと、ラベルにある通りフルーティーな香りがする。だがそれだけ。ノンアルコールビールに多くを求めているわけではないが、それでもそこまで美味しいものではなかった。買うときに見逃していたのだが、「カロリーゼロ 糖類ゼロ」記載があった。これでは味気ないのも納得だ。

 

 

(おわり)