(画像は公式サイトより)
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』を観てきた。延長に次ぐ延長があったので、やっと観ることができて嬉しい。公開されて初めての週末に観に行ったので、映画館はそれなりに盛況していた。もうね、客層がね、明らかにね、ガンダム。映画館の待合ホールみたいなところが”ガンダムっぽい人”に占拠されていた。圧倒的オタク率。メガネ率。男祭り。鬼滅とは明らかに客層が違うし、エヴァ観に行ったときとも雰囲気は違った。映画が始まる前、後ろの座席の人がやたら早口でなにか語ってたし笑
映画の感想は「普通に良かった」。鬼滅の刃みたいな感動とか、エヴァみたいな感慨深さこそ無かったけれど、めちゃクオリティ高いガンダムだった。こういうのでいいんだよこういうので。絵がきれいだし、絵柄も良いね。懐かしさを感じさせるキャラデザなんだけど、古臭さは無い。MSは迫力があって、音楽も良いからさらに盛り上がる。キャラの個性も魅力的。ガウマン好きだ。気だるそうな雰囲気と声。声最高。あとそばかすメガネの女の子がめっちゃカワイイ。
あっさりと爽やかな感じで終わったけど、これまだ3部作の第1作目なのでね。Ξガンダムとペーネロペーの顔合わせしたところだから。俺は詳しいストーリーは知らないけれど、悲劇的な結末を迎えることだけは知っている。
「ここからが地獄だぞ」
MSの話になるけど、メッサ―かっこいいよね。ジオン系というのか、曲線のあるデザイン。肩のトゲとかザクっぽい雰囲気があるのも好き。ガウマンが操縦するメッサ―の、量産機らしからぬ戦闘力の高さとかね。グスタフカールもゴツくて悪くないよなぁ。今作のMSのデザイン好き。チャラついたMSはあんま好きじゃないんだけど、今回出てくるMSは質実剛健な感じがしてとても良い。「Ξ」も「ぺ」も盛り過ぎじゃろ、って最初思ってたけど、両陣営ともあれは切り札的な存在だから特盛にも納得。
誰かが言ってたけど、今作には人間目線のMSが描かれるシーンが多いから、MS迫力が際立っている。他作品では感じなかった威圧感の正体はこれだったんだな。
とにかくスゲー良かった。もう1回観に行くぜ。
(おわり)