猫兎ライフ

美味しい食べ物にうまい酒、面白い本に楽しいゲーム、それさえあれば幸せです。

タルコフのWOODマップ拡張と、Praporの新タスク【ETF】

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※追記タルコフの地図って南北が逆になってる……?上が南?もしそうだったら、記事中の方角は逆で読んでください。

タルコフのアップデートで、WOODのマップが新しくなった。南のエリアが追加されて、広くなった。古いWOODだと、脱出のためにはマップ中央を横断しなければならなかった。SCAV狩りのタスクがあったり、スナイパー持ちが割と多いこのマップで、中央の激戦区を横切らなければならないのは、結構ハードだった。マップが広くなったことで人口密度が下がり、難易度も穏やかになれば良いなぁなどと思っている。

ところで、マップ刷新に伴いPraporに新しいタスクが追加されている。Search Mission だ。①消息を絶ったPraporのコンボイ(輸送隊)を見つける②USECの現在のキャンプ地を見つける、という2つの条件を満たせばクリアとなる。

ここで問題がひとつある。地形は新しくなったが、実は地図はまだ更新されておらず古いWOODのままなのだ。WOODは名前の通り、木が生い茂り見通しが悪い。ランドマークも見えずらいので、自分の位置を見失いやすい。頼みのコンパスはこのタスクの成功報酬ときたもんだ。

これはもはや勘と感覚で探索するしかない。そして運よく簡単に2つとも見つけたので、分かりやすい道順を書いておく。上に手書きの地図を載せた。超適当。距離感とか方角とかあんまあてにしないでほしい。民家っぽいの書き忘れたし。

いちばん分かりやすいと思われるタスクの手順は以下の通り。

1.検問所(Checkpoint)から真南に進む。

2.丘(岩場?)を越えて、送電線をくぐって、次の丘にUSECのキャンプがある。

3.キャンプの高台から南南西の方向、いくつかの小さな湖に囲まれた場所にコンボイの残骸がある。キャンプから目視可能なので、確認してから進むとよい。

それぞれ、目的地に近づけば目標達成したことになる。

 

新しいWOOD、超広いんだよ。完全に前とは別物になってる。オフラインモードで探索したら、迷って大変だった。地雷原とかあるし。アプデ直後はWOODの地図が売り切れになってたけど、あれ古い地図だから意味なかったっていうね笑

(おわり)

男が欲しいクリスマスプレゼントはこれで決まり!【EFT】

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もうクリスマスも終わるから、プレゼントの話題をするには遅いのだが。

今年は自分へのクリスマスプレゼントに、タルコフの最上級課金パック(EDGE OF DARKNESS limited edition)を購入した。今持っているスタンダードエディションとの差額分なので1万円ちょっとだった。お得ダネ!

タルコフというのはロシア製のFPSゲームだ。ESCAPE FROM TARKOV。略してEFTなどとも呼ばれる。超ハードコアなゲーム性が特徴。基本的に画面にUIは一切表示されない。残弾は手動でマガジンチェックをしないと分からず、体力もメニューを開かないと分からない。撃たれた方向が表示されることも無ければ、当然キルカメラも存在しない。銃は分解・カスタム可能で、フィールドで銃を拾ってもパーツが抜かれていれば使い物にならない可能性すらある。ザコ敵NPCのSCAVですらやたら強かったり、現在地の表示が無いから自分の位置は地形で判断しなければいけなかったり、そんな鬼畜な状況でガチムチ海外勢と戦わなければならなかったり。……とにかくハードなゲームなのだ!

 

課金パックを買うと何が変わるのかというと、まあ色々特典がある。

まずは、武器とか回復とかアイテムがたくさんもらえる。死んだら基本全ロストするので、アイテムが増えるのは純粋にうれしい。

あとスタッシュが増える。スタッシュというのはアイテムの保管スペースのことだ。タルコフは、バイオ4みたいにアイテムの大きさ・形状ごとに保管に必要なマス数が決まっている。それを自分で並べて管理する。ヘルメット、アーマー、リグ、武器、弾薬、医薬品等々……、戦闘に必要な物資は多い。しかも数回分はストックしておきたい。スタッシュが少ないとすぐに満杯になってしまう。スタンダード版だと10×28マスなのに対し、最上級バージョンだと10×68マスになる。なんと2倍以上!これは捗るぜ。

さらに、ポーチの容量が増える。ポーチというのか、コンテナと呼べばよいのか。とにかく、死んだら基本全ロストのこのタルコフにおいて、たとえ死んでもロストせず敵にも奪われない枠が存在する。それがポーチだ。初期状態だと2×2しかないのが、3×3になる。2倍以上。これがとてつもなくありがたい。タルコフは、かなりの高頻度で死ぬ割と鬼畜な死にゲーだ。せっかく持ち込んだアイテムとか、探索で見つけた貴重なカギとかを失くすと非常に悲しい。ポーチの容量が倍以上になるのは革命と言っていいほどだ。

 

というわけで、年末年始はタルコフの世界でほとんど過ごすと思われる。

(おわり)

とりとめのない話が長々と続く本【読書感想文】『ウィトゲンシュタインの愛人』デイヴィッド・マークソン著/木原善彦訳

 

ウィトゲンシュタインの愛人

ウィトゲンシュタインの愛人

 

 アメリカ実験小説の最高到達点

とカバーの折り返しに書いてあった。

デイヴィット・マークソンという名は聞いたことがなかった。向こうでは結構有名な人だったらしい。2010年没。

ウィトゲンシュタインは、名前はかろうじて聞いたことがある気がする。たしか哲学者かなにかだった気がする。

地球上にただひとり残された人間が、何を書き綴るか?という実験小説なのだろう。まあ、とりとめのない話が長々と続いている。何の脈絡もなく話は始まるし、書いている途中で中断したりするので文と文の間で時間が飛んだりするし、主人公の名前も明らかになっていなかった気がする。読みづらい。けれども、地上にひとり残された人間が文章を書くとこんな感じになるのかもと思ったり。カレンダーなんか気にしなくなるだろうし、生活しながら書けば当然間が空くことになる。日記のような文章で自分の名前を連呼する奴も存在しない。

ホメロスとかドストエフスキーとかフェルメールとかブラームスとか、芸術系の話題への言及が多いのも特徴的。

これ訳すの大変だったろうなぁ、と思う。主人公の記憶があいまいだから、1行まえに書いたことが即訂正されてたりする。時系列もなんかあやふやだし。芸術系の話題も、幅が広いし、嘘だか本当だか分からないことを書き散らしているので。

正直言うと、読んでいる途中でダレてしまった。だがそれでも、面白い(funというよりinteresting)本だった。

(おわり)

常識では信じられない犯罪者の正体【読書感想文】『ケーキの切れない非行少年たち』宮口幸治著/新潮新書

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ちょっと前にツイッターでバズって気になっていた本がある。『ケーキの切れない非行少年たち』だ。

世の中には常識では信じられない犯罪者がいる。新幹線の中で鉈で乗客を切り殺した奴とか、高速道路で煽り運転をして夫婦を殺した奴とか、最近では渋谷でホームレスを撲殺した奴とか。児童への性犯罪を繰り返す奴もいる。

頭がおかしいんじゃないかと思っていたが、どうやら本当にそうらしい。「おかしい」というのは語弊があるかもしれないが、少なくとも正常ではなさそうなのだ。

児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、……(カバー折り返しより)

少年院には、認知能力が弱い非行少年が大勢いたという。ケーキを3等分、5等分にするように言ってもいびつな切り方をする。複雑な図形を書き写すよう指示しても、ちゃんと書けない。世の中の見かた自体が歪んでいるのだ。

日常生活においては、何気ない会話を悪口だと感じてしまったりする。お金が欲しいと思えば、「稼ぐ」も「盗む」も同列の選択として挙がってしまう。盗めば相手が困るとか、自分が逮捕されるとか、そこまで考えることができない。殺した相手の家族の手記を読んでも難しくて理解できず、反省すらすることができない。反省「しない」のではなく、「できない」のだ。

認知自体が歪んでいるならば、信じられないような犯罪行為にも納得できる。常識とか、普通の感覚というものが通じない存在なのだから。

……IQ70~84のかつての軽度知的障害者は14%もいたという計算になります。(第5章より)

知的障害とは認められなくても、生きづらさを感じている人は相当数いるのだろう。障害者とは診断されないから普通の学校に行くことになる。授業についていけなければ劣等感を感じることになるし、いじめの対象にもなりやすいだろう。慢性的なストレスは、犯罪への引き金になりやすい。

 

犯罪のニュースを聞くたびに、「全員死刑でおk」とか思ってたけれど、ことはそんなに簡単ではないらしい。そもそも犯罪を悪いことと思えず、反省することもできない層が存在するのだ。例え犯罪の厳罰化をしても抑止にはならないし、普通の更生プログラムを受けさせても改善は見込めない。

著者は、認知機能のトレーニング(コグトレ)を推奨している。

育児とか教育に携わる人はぜひ読んだ方が良い本だと思う。

(おわり)

武士の絵日記【読書感想文】『武士の絵日記』大岡敏昭著/角川ソフィア文庫

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江戸時代の下級武士が書いた絵日記が紹介されている。当時の生活の様子がよくわかる。

武士はよほどヒマらしく、しょっちゅう飲み歩いていた。寺の人や、町人との付き合いも広いようだった。雨の日は1日中寝転がって本を読んだり、猫がいたり、囚人を連行中の役人が昼から酒を飲んだり。かなりおおらかな生活だったことがうかがえる。

絵日記の絵はヘタウマ感があって良い。

家屋の間取り図も紹介されている。

資料としても読めるし、純粋に読み物としても面白い。

 

 

(おわり)

久々にシージをプレイしたら、いろいろ変わっていた。

最近ずっとAPEXばかりプレイしていた。

そろそろシージに新しいシーズンが来そうなので、久々にプレイした。まあ、前プレイしてから間が空いているので、いろいろ変わっていた。

まずサイトね。1.5倍とか2倍スコープとか、新しいデザインのホロサイトが追加されてたりした。選択肢が増えたので、銃をいじる楽しみも増した。そして1.5倍スコープが使いやすくて良い。新しいホロサイトは格好良い。P90がHSしやすくなったのは気のせいだろうか?気のせいだな。うん。リコイルコントロールできなくて、上に跳ねてるだけだなあれは。

あと山荘マップが変わってた。まだ1回しか山荘当たってないから、全然分からんね。そして分からんまま次シーズンを迎えるという。

次のシーズンはもっと色々変わるっぽい。メインのガジェットの挙動が変わるオペがいたり、セカンドガジェットの編成も変わる。展開シールド持ちが減らされるっぽい。タチャンカの超絶強化も来るのかしら?

 

それにしても、シージの民度というかプレイヤーの質というかは、本当やれやれだね。チャットで「このオペ使うな」とか言ってきたり、なんか喧嘩始まったりしてるし。やれやれ。まあブランク開けランクマで0キル戦犯ぶちかましてる俺が悪いんだけどね(笑)。全くキルできる気がしなかった。那谷蜘蛛山後の伊之助みたいな心境だった。「ゴメンネ、弱クッテ」

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オペレーターの紹介記事を最近全く更新してないけど、新シーズン来たらまた更新しようかななどと考えている。

catrabbitnekousagi.hatenadiary.jp

 

(おわり)

 

結婚コンサルタントの言うことなんか聞いていたら、一生結婚できない。

なんかツイッターで、「男は30歳過ぎたらロレックス」だとか「回転寿司のマグロはアカマンボウ」だとか言っていて、やれやれだなぁと思っていた。聞けば結婚コンサルタントのツイートだという。

時計の趣味なんて人それぞれだし、Gショックでも1000円のチープウォッチでもモテる時はモテる(実体験)。回転寿司に何を求めているのか知らないけれど、どんな食事でも一緒に楽しめる相手の方がよほど素敵だと思う。

結婚の形、幸せの価値基準は人それぞれなのだから、なんと犬のクソほどの価値も無いツイートだなと思ったりした。

最近流行りの炎上商法なのかとも考えたが、根はもっと深いのではないかと思い至った。結婚コンサルタントは、顧客を結婚させる気は無いなと。

結婚コンサルタントは、結婚できない人にあれやこれやアドバイスする商売だ(実際は知らんし興味もないけど)。めでたく結婚に至ったら、客はそこで離れてしまう。お金が入ってこなくなる。客が結婚せず、ずっとコンサルタントしている方が、儲かるようになっている。だから、生かさず殺さず、アドバイスはするけれど結婚はできない状態をキープするのが最適解となる。

客は結婚したいけれど、結婚コンサルタントは結婚させたくない。利害が一致していない。これは結構重大な構造的欠陥ではないかと思う。

ワザとモテないように誘導しているのだとすれば、ロレックスのツイートも納得。結婚コンサルタントのアドバイス、みたいなのをたまに見かけるけれど、どれも的外れでトンチンカン。典型的な情弱ビジネスで、傍から見てるこっちが辛くなる。突飛なことをツイートして注目を集める手法は、新興宗教やカルトに通じるものさえ感じる。

 

結婚したいなら怪しいコンサルタントなんか頼らずに、お見合いでもした方が良いんじゃないかと思う。今の時代お見合いなんてまだあるのか知らんけど。

モテるためにオススメの方法はあるにはあるんだけど、あんま言いたくないんだよなぁ…。ただ、オープンソース(ネットとか市販本)にも有益な情報はたくさんあるので、結婚コンサルタントだけはやめとけと言いたい。怪しさしか感じない。

(おわり)